日本共産党 田村智子
コラム

【06.11.16】横田基地周辺の自治体をまわって

横田基地周辺の自治体をまわって

朝6時半に家を出て、昭島市へ。
米軍再編やミサイル配備計画について、横田基地周辺の自治体への申し入れです。
横田基地に接する自治体は5市1町。
今日まわったのは、昭島市、羽村市、福生市、武蔵村山市です。

「基地問題は国策」というのが共通した姿勢でしたが、市長さんなどは懇談的に話をすると様々な意見をもっていることがわかりました。

「国が決めることだからと、住民への説明や情報提供が不十分。市は板ばさみで苦しむことになる」
米軍再編についても、決定事項として説明がされるだけでは、住民の意見を反映する余地がない、それでいいのかという思いが伝わってきます。

米軍再編が「専守防衛」の域を越えている、戦争をしかける役割を担うことになるのではないのか。
私たちの問題提起を、どの自治体も受け止めてくれました。

羽村市と福生市では市長と面談ができました。
せっかくの機会なので、「国を守る」とはどういうことかも意見交換しました。
「武器に対抗して武器、では問題解決にならないのでは」「世界の流れは武力ではなく外交」と私も少し突っ込んだ話をしてみました。

「基地強化しか手段はない」とは考えておられないことがわかりました。
こうやって、広範な方々と国の針路を考える一歩一歩を重ねていく努力を続けていきたいと思います。