コラム
【06.10.15】畑田重夫さんと久しぶりに
畑田重夫さんと久しぶりに
新宿区内をめぐっての行動。
早稲田大学時代に歩いた町でもあり、懐かしさがこみあげます。
思わぬ再会もありました。都知事選挙に2度にわたって立候補された畑田重夫さんです。
地域の党支部で畑田さんを講師に学習会が企画され、私も一言あいさつに伺ったのです。
すっくと立って話をされる姿に「なんと、お元気な!」と、嬉しくなりました。
私が初めて選挙活動をしたのが、86年の都知事選挙でした。
社会党(当時)との革新共同が壊れた最初の都知事選挙。
憲法学者で、憲法をご自分の生活につらぬく畑田さん。
20歳の私は感動して「この人こそ都知事になる人だ!」と、その勝利を信じて疑いませんでした。
(男女平等を実践するため、姓はじゃんけんで決められたというエピソードは有名ですね)
あの時、都庁舎移転や臨海の再開発計画を争点とし、開発最優先の都政を許さないと主張したのは、わが陣営だけでした。
今、異様な都庁舎をみるたび、臨海開発の財政破綻、都の赤字補填を知るたびに、あの時の悔しさがこみあげてきます。
有権者にも、「あなたの選択はどうだったか、考えてみませんか」と問い掛けたくなります。
私が一生懸命応援した畑田さんから、熱烈な激励を受けると、格別の感があります。
今の私につながる活動のなかで、私を育ててくださった方々が大勢いらっしゃることをあらためてかみしめながら、畑田さんとも堅い握手をかわしました。