コラム
【06.09.12】若者雇用対策について話を聞きました
若者雇用対策について話を聞きました
23日のシンポジウムにむけて、政治は若者雇用で何をやっているのか、やろうとしているのか、国会の笠井亮衆院議員の事務所で、文部科学省と厚生労働省から説明をうけました。
いろんなメニューがあることはわかりました。
自分がどんな仕事をしたいのか考えたい、やりたい仕事を経験して就労を決めたい、そういう若者にこたえる施策もあり、実際にそこから就労に結びつくケースは決して少ないないそうです。
しかし、事業規模があまりに小さい。協力企業も、大企業は皆無だといいいます。
「就労した」というカウントには、派遣も契約社員も含まれます。
いったん就職はできても、またいつ仕事を失うかわからない、これでは元栓のこわれた水道の蛇口を一生懸命とめているようなものです。
説明を聞きながら、なんともいえないもどかしさがこみあげて仕方ありませんでした。
若者によりそって、若者たちの力をが社会に生かせるよう支援する、そのことが切実に求められているのだと、痛感します。
シンポジウムでは希望がみえる話ができるよう、私も、若者たちのありのまま姿を受けとめ、政治のあり方を考えていこうと思います。