コラム
【06.09.03】東京産の梨を初めて食べました
東京産の梨を初めて食べました
東大和市に東村山市、武蔵村山市の方々も集まって、私を「囲むつどい」が開かれました。
開会30分前から次々に席がうまり、隣の会議室やロビーからも椅子を運び入れても、まだ足りないほど。
立って、また、床に座って聞いてくださる方も。ありがたいやら、申し訳ないやら。
会場からの発言タイム。
「介護認定で、歩けるからと家事援助(ホームヘルプ)を打ち切られた。自分一人でできるなら、わざわざ知らない人に家に来てもらったりはしない。一人ではできないからお願いしているのに、一体どうすれば」
「民間の保育園で働いている。勤務評価で給料の額が決まるシステム。いつも誰かに見張られているようで、同僚と子どものことや仕事のことを話したくても躊躇してしまう。これが子どものためになるのか」
お話を聞けば聞くほど、今の政治のゆがみがつきつけられるようです。
「あきらめず、声をあげること。それなしに政治も世の中も変わらない」――そんな思いを共有できればと、心から願う瞬間です。
笑顔と「がんばりましょう」のエール、そしてたくさんのプレゼントに囲まれて会場をあとにしました。
そのプレゼントの中にあったのが「多摩湖梨」。東京産の梨です。
「えー、東京で梨がとれるの?」と驚く息子。
「東京は自然がない。ビルや家ばっかりだ」と最近よく口にするようになっていたのです。
東京にだって畑や田んぼ、山や川はあるんだぞ、と実感しながら、家族みんなでとてもおいしくいただきました。