コラム
【06.09.02】北多摩地域での「囲むつどい」
北多摩地域での「囲むつどい」
清瀬市、小平市と2会場で「つどい」が開かれました。
今日は、谷川智行さん(比例代表の予定候補者です)と一緒です。
どちらの会場も座りきれないほどの参加。
「ぜひお話を聞きたくて」「やっとお会いできました」等々、はちきれそうな笑顔で握手をしてくださる方が何人も。
清瀬(東久留米市のみなさんも参加)では、「会場の発言にこたえて話す」というのがメイン。スリリングですが、みなさんの要求、政治への思いを聞けば聞くほど、私のエネルギーになっていきます。
若いお母さんからも、「清瀬小児病院をなくさないで」「子どもの医療費無料を」と発言がありました。
病院の問題では、地域で大きな運動がとりくまれていることも聞いていました。
「子どもが急病になったらどうなるのか」「病院がなくなったら不安」という、当たり前な母親の思いで運動を広げてきたのだなと、あらためて思いました。
続いて小平市。沖縄民謡のオープニング、気持ちがあったかく、元気になります。
発言にたってくださったお一人は、全身に麻痺のある重度の障害者の方でした。
ワープロで書いた文書の代読という発言。いったいどれだけの時間をかけて、この文書を用意してくださったのだろうかと、胸が熱くなりました。
電動車椅子で移動するこの方、修理や買い替えが必要となった場合にも、これからは1割の費用負担となります。
「車椅子は僕の足です」「歩く手段にどうして1割負担を払わなければいけないでしょうか」
こうした声にこたえての発言は、谷川さんも私も、怒りで声がふるえていたと思います。
障害者やお年寄り、支援の必要な人に「サービスはお金で買え」という、品格のかけらもない政治。こんな世の中が「理想だ」という人は、まずいないでしょう。
そこに、この冷たい政治を変える根本の力があると思います。