日本共産党 田村智子
コラム

【06.05.10】やっぱり地方議員のみなさんは、すごい!

と、実感する懇談の場がありました。
住民のみなさんと一番接点があり、もっとも身近な区政の場で住民要求の実現でがんばる、党の活動の結節点ともいえるでしょう。
来年春の一斉地方選挙、夏の参議院選挙、お互いにおおいに力を発揮できるようにとという懇談でした。

地域の実態を聞いていて、学童保育所のつめこみは、共通して深刻になっていることもわかりました。
希望者が多い、しかし施設は足りない、そこで学校で全児童対象の放課後事業にしてしまおうという自治体も出始めたようです。

私が秘書時代、大阪府や神奈川県で、全児童対象にするから学童はいらない、という動きが起こり、国会質問でもとりあげられた問題です。
留守家庭の子どもが自ら「ただいま」と通えるのが学童保育、行っても行かなくてもどちらでもいいという放課後事業とはまったく異なります。
生活の場としての安定、安心がなければ、自分から通う場にはならないでしょう。
子どもへの予算の出し惜しみ、あわよくば削減をねらってのこと、少子化対策といいながら逆行する流れではないでしょうか。

娘が学童に通い始めましたが、一人ひとりの帰宅時間のチェックだけでも、大変な様子。
時間を間違えて子どもを帰したら家に入れないということもありうるのですから、子どもの安全確保から行っても「つめこみ」は危険が多すぎます。
すでに事故も起きているとのこと。これはすぐになにか行動をという気持ちになります。

「田村さんとこんなとりくみをしたい」「私もこんなことをやりたい」と、同じ子育て世代の女性議員さんからも熱烈なエールももらいました。
本当に、わくわくするような運動を東京中にまきおこしていきたいです。