コラム
【06.04.20】20年ぶり?高田馬場駅前での訴え
雨が上がり初夏のような日差しがさした頃、街頭宣伝が始まりました。今日は新宿区内をまわる計画。
最初は、懐かしの高田馬場駅です。
早稲田大学の学生だったとき、核兵器廃絶をよびかける宣伝行動をしたり、合唱団の仲間といっしょに歌ったり、青年時代の思い出がいっぱいの駅です。
学生時代、学費値上げに反対する思いにこたえたのが日本共産党だったことなど、話しました。
秘書時代にも、欧米諸国の大学学費や奨学金制度を調べ、日本が世界一の高学費と世界最低の奨学金だと打ち出す質問づくりを担当しました。
20年前、早大第一文学部の授業料は確か30万円台でした。今は77万円をこえるといいます。驚くべき値上げです。
どこまで学費値上げを続けるのか、と追及しても上限も示さない自民党政治。
今必要なのは学費値下げの政治だと、と演説したら、学生らしい通りがかりの女性が拍手をしてくれました。
ところで、この演説まで昼食をとってから時間があったので駅前の書店に入ったら、投機・金融・株で儲ける等々の本がずらりと山積みにされていて驚きました。
「儲ければ勝ち」という風潮の浸透、働くことへの意欲はどうなるのか、日本の危機を感じる一瞬でした。