コラム
【06.04.07】民主党の党首選一色のマスコミ報道
朝、ランドセルを背負って初めて登校する娘より、先に家を出なければなりませんでした。
池袋駅東口で労働者後援会のみなさんと街頭宣伝です。
早起きして着替えて、「トイレにも行かなくちゃ」とすっかり小学生の娘の姿に感心しながら、「行ってらっしゃい」の声に送られて出かけました。
通勤通学の流れる人に向かって何を話すか。自分のめざす政治を話したいと思いつつ、この2日間ほどの異常な民主党一色のマスコミ報道に抗して話さなければと思いました。
不祥事から行われる党首選でありながらマスコミが無理やりに期待をあおり、「2大政党」にこだわる、この異常さ。
「2大政党となったこの国会の姿が、多くの国民のみなさんがのぞんだ政治なのでしょうか」と、訴えに力が入ります。
この党首選ばかり報道されるもとで、医療制度を大きく変える法案が審議入りをしているのです。
当然「赤旗」はこの法案を1面トップに掲げました。お年寄りの医療費が2倍、場合によっては3倍にもなる、入院中のお年寄りの居場所をなくすような療養型病床の削減、保険のきかない治療を広げかねない問題などなど、まさにくらしと命に関わる重大法案です。
結局、自民党の政治を波風立てずにすすめる役割を果たしてきただけではないのか!と思えてきます。
自民党の中枢にいた小沢氏を党首として、これからどうなるのか。野党として立ち直るのか、それとも・・・。
これからの国会に大いに注目したいと思います。