コラム
【06.02.19】民青同盟の高校生分野への期待を語って
と、民青のみなさんからの要望で、かつての職場であった渋谷の民青会館を訪ねました。
東日本で、高校生分野を担当して活動している同盟員のみなさんを前に、思わず顔がほころびます。
私は大学卒業後、民青同盟に就職しました。88〜95年まで、ほぼすべての期間、高校生分野に関わっていました。
その中で学んだ貴重なもの、一つは「学ぶ」ということをつきつめて考えたことです。
「なぜ学ぶのか」----「知識を得ることは、本当は喜びなんだ」、ということを多面的に学ぶことが出来ました。
「発見」と「納得」があれば、学校の勉強も魅力あるものになるはず。そういう授業実践に意欲を持つ先生方との出会いもありました。
「競争がなければ成長しない」というのが、今の教育行政の根っこにあります。
切磋琢磨は必要でしょう、でも、勝ち負けは学問に必要なものでしょうか。
そんな思いをおりまぜて20分ほどの話をして、なつかしの会館を後にしました。
ところで周辺のお店の激変ぶりは、一瞬、道をまちがえたかと思わせるほどでした・・・。