日本共産党 田村智子
コラム

【06.02.10】出版会社で働くみなさんの前で

出版関係の職場の方々集まってつくった日本共産党後援会。「新春のつどい」であいさつをしました。
少し早めに会場に着いて、すでに集まっていた方々にあいさつをしていると、よく聞く出版社の名前が出てきて、なんだか気持ちが高ぶってきます。
私はカバンの中に文庫をいれて、時間があれば読みたい、という性格。
この日も浅田次郎さんの文庫を1冊持ち歩いていました。

あいさつでは、この集まりがあると聞いたときから紹介しようと思っていた、私が子どもの時に買ってもらった松田みよ子さんの童話の1冊を掲げました。
定価450円。児童書を家庭に普及しようという波が起きた時代だと聞いています。
「ハリー・ポッター」(これも全巻、子どもでなく私が買って読みました)のブーム以来、本屋さんの児童書のスペースが少し広がったようには思うのですが、全体を見渡せば参考書のスペースのほうがはるかに広いのではないでしょうか。

子どもの頃から大好きだった本、出版関係のみなさんが読んでほしくてたまらないという本をどんどん発行し、老いも若きも、働き盛りの人も、子どもも、たっぷり本を楽しめるそんな世の中にしたいです。