日本共産党 田村智子
コラム

【06.01.26】新宿駅東口、ビラ配りの若者を心にとめながら訴えました。

夕方6時頃の新宿駅を思い浮かべて、訴える内容を考えていました。
この間、とりくんできた「若者に仕事を」「人間らしく働ける職場を」という運動、新宿駅ではどうしてもこの訴えをしたいと思いました。

「携帯への連絡1本で、その日働く場所を指定され、交通費も自分もち、こんな働かせ方が当たり前のように広がっています」
チラシを配っていた若い女性が、瞬間、こちらに目を向けました。
「人間を使い捨てにするような働かせ方を広げ、企業のもうけだけを応援してきた構造改革で、本当に日本の未来が開けるのでしょうか」
「働く人が大切にされるルールをつくる、そのために全力でがんばります」

いっしょに訴えた塩川哲也衆議院議員も、ホリエモン事件もひきながら、一部の会社経営者や大株主が設ける仕組みを次々につくりだし、「儲ければそれでいい」という社会をつくってしまった「構造改革」を厳しく批判。

訴えるごとに思います。早く政治を転換させたい。