日本共産党 田村智子
コラム

【06.01.25】参議院東京選挙区の予定候補者として記者会見

都庁で、緒方靖夫参議院議員といっしょに記者会見にのぞみました。
10人ほどの記者を前に、東京の日本共産党の責任者、若林都委員長から紹介をうけて、「抱負を」と私にマイクが。

これまで国会で秘書として対決した自民党政治の冷たさは、怒りを禁じ得ませんでした。
収入が少ない母子家庭の子どもの養育費として支給される児童扶養手当の削減法案、涙を流して傍聴したお母さん達の姿・・・。
当事者に涙を流させる政治は絶対に許すわけにはいかないのです。

庶民のくらし・苦しみに無関心・無頓着、一方で大企業や一部の大金持ちの儲けは熱心に応援する、この政治のゆがみをおおもとから正したい。
そのためにも、まず、庶民への増税はなにがあってもやってはならない、このことを訴え運動を広げたい。

2007年の選挙は、憲法が問われる選挙。
憲法を守り抜き、政治の大黒柱に据える、なにより9条を無傷で子ども達に手渡す、母親の一人として生涯を掛けた仕事。
莫大な予算を掛けて、ミサイルや軍隊で国を守るのでなく、9条を広げ、平和の国際連帯で日本をまもる。

東京の日本共産党の議席は、上田耕一郎さん、井上美代さん、そして緒方靖夫さんと、
政治を動かす力を発揮してきたかけがえのない議席。
かならずこの議席を受け継ぐ決意。

言い尽くせないような思いを凝縮させた記者会見が終わり、今まで経験したことのない大きな仕事への覚悟をかためています。