【11.10.14】横浜環状南線計画の現地視察

横浜環状南線計画　田村議員・畑野衆院候補が現地視察

　東日本高速道路（旧日本道路公団）、横浜市、国土交通省が事業者として進める横浜環状道路南線建設計画について、横浜市栄区の住民から「東日本大震災での地盤崩壊も踏まえた調査を」「住民の不安解消に向け話し合いを」の声があがり、町会ぐるみの運動が広がっています。
　12日、日本共産党の田村智子参院議員、畑野君枝衆院比例候補、志位和夫衆院議員の秘書らが現地を視察しました。道路委員会や国土交通省横浜国道事務所の担当者が同席しました。
　視察後の会合で、田村氏は、「東日本大震災では、東北を中心に盛り土地域で大規模な崩落、地すべりが起きている。事業者は、道路の安全性だけでなく、その周辺の安全性も含め、住民に納得いく説明をしなくてはならない」と指摘しました。
　町会の「庄戸4町会合同道路委員会」（西本哲雄、清水一男、糠沢国雄共同代表）の参加者からは「計画は必要ないという人も大勢いる。事業を進める場合も、環境を与えない形にしてくれないと困る。現行の事業案はたくさんの問題を抱えている。私たちはよい環境を求めてここに来たのです。破壊されるのは許せない」と誠実な対応を行うよう求めました。
　横浜国道事務所の徳嵩公明副所長は、「話し合いは大事だ。横浜も含めて相談して対応を検討したい」と述べました。