日本共産党 田村智子
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【08.07.06】日野市・高幡台団地の住民と懇談

団地住み続けたい―「耐震」で解体

 
(記事は2008年7月7日付け「しんぶん赤旗より」)

 都市再生機構(UR)が、耐震強度不足を理由に各地で賃貸集合住宅棟の解体を決め住民に退去を求めている問題で6日、日本共産党の笠井亮衆院議員が、東京都日野市の高幡台団地で住民と懇談しました。

 
 懇談には、解体対象とされた73号棟を中心に住民二十数人が参加、自治会役員も出席しました。「住民の会」をつくり反対署名にとりくんできた男性は「3月下旬の説明会で初めて解体が知らされ、途方にくれていたのが出発。不安で寝込んでしまった人もいた。除去計画を撤回し、必要な耐震対策を実施してほしいという署名は過半数の世帯から集まった」とこの間の運動を紹介。「いきなり危険だから出て行けといわれても納得できない」「黙っていたらこれが前例になり各地に広がる。がんばりたい」などの発言が相次ぎました。
 笠井議員は、2月から国会内外でこの問題を追及してきたことを紹介。「住みつづけたい」という住民共通の願いをしっかり受けとめ、国会でも都議会、市議会でも奮闘する決意を表明しました。
 懇談には日本共産党の星あつまろ東京衆院21区候補、田村智子参院東京選挙区候補、村松みえ子都議、大高哲史日野市議が参加しました。