【07.03.10】明治公園・日本共産党演説会に1万3千人集う

党躍進の流れを首都から

「都知事選での吉田万三さんの勝利、区市町村議選での日本共産党の全員勝利をかちとり、参院選での勝利につながる躍進の流れを首都・東京からつくりだそう」――10日、日本共産党演説会が明治公園で志位和夫委員長を迎えて開かれ、1万3千人が参加しました。

田村さん「憲法を根付かせ、花開かせていこう」とあいさつ

　演説会では、俳優の草薙幸二郎さんが応援の言葉を述べ、田村智子さんと谷川智行参院比例候補があいさつ。
　田村智子さんは「緒方靖夫参院議員がみなさんと各地でとりくんできた運動を、憲法を守り抜き、花開かせるたしかな議席を、何としても受け継がせてください」と訴えます。
　また、「今この国に求められているのは憲法を変えることではなく、実現することです」と、都内各地をまわり、障害者やお年寄り、働いても苦しい人など、多くの都民の暮らしの実態を知るたびに痛感してきたと述べました。
　「憲法25条は、だれもが人間らしく生きる権利があると書いています。困難や不安を抱えている人をとことん支え、暮らしの不安を取り除く政治を実現するために全力でがんばります。そして二人の子の母親として、憲法を無傷で手渡すことは生涯をかけた仕事です。憲法を根付かせ、花開かせるために、声をあげ力を合わせていきましょう」とよびかけました。

候補者が勢揃い

　都議補選候補、首長候補、区市町村議候補が次々と名前を呼ばれ壇上に勢揃いしました。代表して二人（練馬区・米沢ちひろ、八王子市・やまこし拓児）の候補者が決意表明しました。

都政を変えられるのは吉田万三さんだけ

　吉田万三都知事候補は「都政の私物化をやめ、税金の使い方を大型開発優先から暮らし優先に切り替え、都政の基本に憲法を据えることができるかどうかが、本当に改革の試金石だ」と述べ、都政の転換を訴えました。

　プログラムの最後。志位和夫委員長が登場し、“石原都政とオール与党の３つの大罪に厳しい審判を”というテーマで約一時間お話しました。

　演説会のラストには志位和夫委員長、吉田万三都知事候補、田村さん、谷川さんがカッチリ手を握って登壇すると、参加者からは「がんばるぞ」という声援や大きな拍手が送られました。