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【07.03.01】年金者組合後援会総会であいさつ
心根(こころね)を生かす政治の実現を
田村智子さんは1日、豊島区内で開かれた年金者組合日本共産党後援会総会に参加し、来賓としてあいさつしました。田村さんは、最初に、雑誌『SPA!』(1月23日号)で、自身の紹介とあわせて昨年末の厚生労働省前で72時間座り込みをした高齢者の方々の運動が登場していることを紹介し、「暮らしの不安を一日でも早く取り除いていきたい」と訴えました。田村さんは、日本では年金だけではまともな生活ができないお年寄りや老老介護の実態がたくさんあること、しかし、ドイツやイギリスでは同じ問題でも、お金の心配をせず、老後を安心して過ごせたり、またアルツハイマーの患者さんに対しても親身に付きそうスタッフがきちんと配置されているなど、「人間らしく、文化的な暮らしがきちんと保障されている」と紹介。「日本のような経済大国で、イギリスやドイツと同じようなことができないはずありません。大企業による204兆円ものためこみ金を、社会のために生かせばどれだけのことができるのでしょうか」と大企業優先の政治を批判しました。
また、「『こんな世の中でいいのか、困っている人がいたら支える』という、だれもが持っている思い=心根(こころね)を生かす政治の実現のためには、日本共産党と多くの人が手を結んでいくことではないでしょうか」と問いかけ、最後に「都知事選では吉田万三さんを絶対勝利させたい。続くいっせい地方選と夏の参院選では日本共産党の前進を」とよびかけました。