コラム
【11.09.26】朝8時発のあずさで韮崎市へ
国保税の引き下げをよびかける街頭演説
市議会議員選挙の応援で、朝8時、新宿発の特急電車にのりこみました。
連休明けの月曜日、会社員風の男性で半分以上の席がうまっています。
韮崎市での街頭演説が予定表に加えられてすぐに思い出しました。
今年3月、予算委員会の質問準備で取り寄せた資料のなかに韮崎市のことがあったはず。
国保税・住民税などの滞納者への差押えが突出していたのです。
山梨県内の差押えの2割が韮崎市だったというのですから(人口では数パーセントでしょう)、どのような差押えが行われていたか想像に難くありません。
給与も10万円前後の預貯金、そして分納でなんとか納入している世帯にまで。
党市議、県議が議会でも問題にして、さすがに生活費まで差押さたり、分納しているのにいきなり差押えを敢行する事態はあらためられたようですが、事態の深刻さは解決していないでしょう。
「総理も、厚生労働大臣も、国保税(料)の負担が重すぎることを認めている。それならば、引き下げに方向転換するのが政治の役割ではないでしょうか」
そう話すと、通りがかった買い物客、車いすの男性など、うなずいて聞いてくれました。
二人の現職議員も応援のしがいのある方々です。
神田明弘さんは、韮崎市初の共産党員市議。
小林えり子さんは、同じく初の女性議員。
市長の提案になんでも賛成でくらし支援の制度を切り捨ててきた他の議員にとって、目の上のたんこぶの存在でしょう。
そして、市民にとっては「私の気持ちを代弁してくれる」かけがえのない議員。
演説を聞いていて、この間の韮崎市の「くらし切り捨て」に驚きました。
子育て支援では、出産奨励祝い金の大幅な切り下げ。1人目2万、2人目7万、3人目30万円が、一律1万円になるというのです。
障害者の方への市独自の年金も廃止。
一方で決算は黒字で、1年間で4億円の基金積み増しをしているというのです。
子ども連れのお母さんからの声援が各地でみられるのもうなずけます。
やりがいある応援演説を終えて、昼過ぎ、東京にUターン。
新宿から国会に向かおうとしましたが、あまりに寒い…。
朝が早かったので、天気予報をチェックしていませんでした。
八分丈のジャケット、半袖のワンピース、これでは風邪をひいてしまいそう。
「そういえばバーゲンやっていたはず」と、急きょ、店先につるされていたジャケットを購入することになりました。
秋をとばして晩秋、初冬のような気温。皆様もくれぐれも風邪をひかれませんように。