コラム
【11.07.20】厚生労働省から通知が出ました!
生活保護の収入認定からクーラー購入の貸付金はずす
「19日付けで厚労省社会援護局から通知が出た」
赤旗記者から私の事務所に連絡がきました。
14日に質問でとりあげて5日後に通知が出される、こんなに早い対応は異例だと思います。
生活保護の方がクーラー購入のために生活福祉金の貸付を受けると、収入認定されて保護費がその分減らされてしまう。
暖房器具の購入は収入認定からはずしているのだから、クーラーも同じ扱いにすべき。
この質問への厚労大臣の前向き答弁が「赤旗」だけでなく、当日の時事通信の速報、翌日の「朝日」に掲載され、すぐにいくつか反応がありました。
「収入認定されるために、最初から福祉協議会では貸付を断っている。早く通知が出されるようがんばってほしい」
「記事を読んで、厚労省にいつ通知が出されるのか問い合わせた」
「こういう答弁があったのだから貸付ができるように準備してほしいと、市役所に話したら、役所の担当者のなかで記事が話題になっていた」
それだけ切実な要求、切羽詰まった事態なのだと、再認識させられました。
次の厚労委員会でも、「早く通知を」と再要望しようかと考えていました。
それが、間髪をいれない対応。厚労省の担当課にも問題意識があったのではと思います。
通知が出されたことは、あの「日経」も小さな記事にした。
熱中症への危機感は、国民共通のものになっているのでしょう。
制度が活用されることが大切。活用してこそ、さらなる問題も明らかになるのです。
大いに知らせて、また情報もつかんで、がんばります!
追記
夏休みが始まって、弁当作りも「お休み」かと思いきや、2人分を作る日々になりました。
これまで、兄が妹の分までお昼を「適当に」準備するのが夏休みだったのですが、電車通学で課外授業や部活に参加するので、これは無理。
最近、晩御飯は夫に任せ切りだし、「せめて昼ぐらいは作らないと」と反省したこともあります。
朝のおかずと昼のおかずがごちゃごちゃと台所に並び、「質より量」の兄の弁当、「かわいいのがいい」の妹の弁当に、あたふたしながら、夏の国会は続きます。