日本共産党 田村智子
コラム

【10.01.01】今年もよろしくおねがいたします

政治に残る一年にすべくがんばります!

 
2010年、あけましておめでとうございます。

国民の力で政治を動かした2009年、
続く今年は、「私の心根にかなう政治」へと確かな一歩を踏み出せる年にしましょう!

「なんでもいいから、変えてくれ」の時は過ぎました。
私の意志で、私の理想とする政治へ、と一人ひとりの一歩が始まれば、
この流れはもうとどめることはできなくなるでしょう。

政治史に残る2010年に!
私も自身の人生の転機となる一年をめざします。
届かなかった国会での議席に、今年こそ手が届き、国政の舞台に立って、草の根の願いを実現するために力を尽くします。

私の元旦は、高尾山での新春宣伝に始まりました。
車のほとんどない首都高速を西へ西へ…。
途中で日の出を拝み、朝日に照らされる富士山を拝むこともできました。

高尾山口駅前から参道を少し歩くと、恒例の宣伝ポイント。
小池晃さん、笠井亮さんの「あきらコンビ」とともに、元気に新年のあいさつをしました。
高尾山は山登りでの初詣になるためか、若い人の姿が本当に多く、若者応援のメッセージを送りたくなりました。

午前8時、空気は冷たく、足先、指先がかじかんでいきます。
新鮮な空気をたくさん吸った気持ちになって、次の川崎大師へ出発!

午前10時、川崎大師前駅で神奈川のみなさんと新春宣伝。
はたの君枝さんの力のこもったあいさつに、立ち止まる人が次々。
話し終わると拍手もわきました。

私も「憲法が生きる新しい政治へ」とよびかけました。
ただ生きていればいい、死ななければいい、それは憲法からかけ離れた生き方。
健康で、文化的で、幸福を追求して生きる、それがすべての国民に保障された生き方でなければならないのです。
公設派遣村に700人、住むところを失って、どうして明日のくらしに希望がもてるのか。
そんな気持ちがこみあげてきます。

暖かい陽射しを受けながら、元日の最終ポイント、成田山へ。
上野駅から京成スカイライナーで一路、東へ向かいます。

 


午後2時、成田山新勝寺への参道は「ここから2時間」の立て看板がでるほどのにぎわい。
参道に並ぶ出店も、甘酒、わたがし、リンゴ飴と、初詣の活気がただよいます。
そのなかに「川魚」という出店を発見。あゆやいわなを焼いている、こんな出店もあるんだと社会勉強にもなりました。

2時間待ちの人の列にむかって、ここでは肉声でのごあいさつ。
「使い捨ての働かせ方をただして、正社員があたりまえの政治にしましょう」
「今年は安保条約60年の年です…」

こんなよびかけに若い人もチラシに手をのばしてくれました。
ビラを配っていた人からは「憲法9条でしょ?って若い人がチラシをとっていくんですよ」と報告も。嬉しいことです。

日が傾き始めると、急に冷え込んできます。
午後3時、すっかり冷たくなった手をこすりながら、みんなで甘酒をご馳走になり、元日宣伝終了。

家族へのおみやげも参道の商店で買って、しばしの正月休みになりました。
夫と子どもたちは、元日の夕方、大阪から帰宅の予定。
「雪で遅れている」と新幹線から携帯にメールが届きました。

元日から掃除機をかけるわけにはいかないので、大掃除ができていない家を少し片付けて、家族の帰りを待ちました。

一人で迎えた2010年の元日でしたが、一都二県で多くの笑顔に囲まれての行動。
寂しくはありませんでした。
家族と過ごす時間は今年もたくさんはとれないかもしれませんが、
心の絆は大切に、そして、多くのみなさんとの絆ももっといっぱい広げて強めて、がんばりぬきたいと思っています。

今年一年も、どうぞよろしくお願いします!