日本共産党 田村智子
コラム

【09.10.21】千葉県内を半分(?)まわりました

私の居住地、葛飾との接点をいくつも発見

昨日に続いての千葉県入りです。
昨日は、千葉駅に行くのに、綾瀬から地下鉄を経由して錦糸町へと出ましたが、錦糸町で総武線快速に乗って「しまった〜!」と思わずつぶやきました。

錦糸町の次の駅は新小岩。なんだ、私が住む葛飾区内の駅じゃないか!
というわけで、今日はバスで新小岩に出て、一駅の市川駅へ。
千葉県がぐっと近く感じました。

京成線でも、JRでも、千葉県の各所にいかれそうで、葛飾が東京の東の果てだということをあらためて知ることとなりました。

実際、私も葛飾から千葉県へは何度か足を運んでいます。
つい最近まで、区内に映画館がなかったので、子どもと一緒に映画を見るときは松戸駅までいきました。
娘のチアダンスの発表会でも、2度、千葉県内のホールに行っています。

党地区委員会をまわってあいさつするときに、そんなエピソードも紹介して、「地理的条件も生かします。ぜひ、様々なつどいに声をかけてください」とお願いしました。

まわれたのは半分ほどの地区委員会でしたが、学ぶことはたくさんありました。
つくばエキスプレス沿線の開発事業、これは盲点でした。
「筑波山にハイキングでいかれる」「つくばには交通網がなかったから便利になったね」「でも運賃が高いよね」等々、これまで東京のつくばエキスプレス周辺のみなさんから聞いてきた声です。

「東京は地下化させたから、地元のみなさんとの共存になっている。千葉は大規模開発と一体になってしまった」
流山おおたかの森、という駅。私は勉強不足で、「おおたかがいるほど自然豊かな地域なのかな。一度行ってみたいな」と、駅名をながめながら思っていました。

「豊かな森を削り取って、おおたかを追い出して、駅と周辺開発が行なわれたんです」
流山の方の説明に絶句してしまいました。
「行ってみたい」ではなくて、「行って現地を知らなければ」ならないのです。

京成電鉄や北総鉄道が千葉県といっしょになってすすめた大規模開発、宅地造成は、事業的にも大問題となっているとのこと。
あいたままの住宅、運賃の高い沿線、どこに責任を問えばいいのかという思い。
私も住民のみなさんとの対話にぜひとりくみたいと、思いに駆られます。

閑話休題。
千葉県をまわっての小さな反省は、脱いだり履いたりが簡単な靴で来よう、ということ。
県も地区も、事務所は靴を脱いで上がるのが当たり前でした。
一日中、靴をはいたままが当たり前の都会の生活は、やっぱり日本のもともとの文化とは違うんだよな〜と考えてしまいました。


松戸市の地区では