日本共産党 田村智子
コラム

【09.10.06】新しい政治を地方政治にも

葛飾で区長・区議予定候補が勢ぞろい

11月1日告示、8日投票で、私が暮らす街、葛飾区で区長・区議選挙がおこなわれます。
都議選挙、総選挙につづいて、休む間もない選挙の連続。
地元でがんばるみなさんには、本当に頭が下がります。

私も、区政の現状や、どう政治を変えるのか等々、区議団のみなさんと知恵を出し合ってきました。
区長選挙の予定候補者も「新井杉生さん」と昨日記者会見があり、いよいよ勢揃いの演説会となりました。

この選挙でなによりよびかけたいのは、国で政治の流れが変わった、この流れを葛飾でも!ということです。
「介護疲れの殺人事件は、他人ごとではない。いっそ、と何度思ったか」――切羽詰った声があがっているのに、特養ホーム建設はすすまない。
子どもの貧困がこんなに問題になっているのに、経済的支援の枠は狭めてしまう。
障害者の福祉タクシーも、65歳を過ぎて障害者になった方は対象外。
その一方で、駅前再開発事業は花盛り。

知れば知るほどに、古い「構造改革」の政治にしがみつく葛飾区政の冷酷さに怒りがわきます。
今までは、「反対しても」「声をあげても」という思いがあったでしょう。
でも、時代は動き始めたのです。
今度は、区民の要求実現の選挙にしたい!

みなさんの個性あふれる演説に聞き入りながら、私もどうやって演説しようかと考えていました。

総選挙後、政権与党となった民主党が候補者を約3倍にして擁立するとの情報も。
そのなかでどんな選挙戦を繰り広げるのか、全国でも初めてのケースになるでしょう。

国政では、自民党政治の方向を変える宣言をした民主党のみなさん、
地方議会で、いつまで自民党・公明党にくっついて、古い政治をすすめるのか。
自民・公明とたもとをわかち、くらし切り捨て路線をやめ、国政と同じく、新しい政治をめざすべきではないのか!
――こんなふうに正面から求めていきたくて、今からうずうずしてきます。