日本共産党 田村智子
コラム

【09.02.16】今年最後の「新春のつどい」かな

世田谷区内で100人超が参加

 
日程表の「新春のつどい」の文字は今日まで。
世田谷区・桜井みのる区議の地域の皆さん100人余が会場いっぱいに集まってくださいました。

テーブルには資料のみ。選挙前の演説会という雰囲気に、皆さんの今年にかける意気込みが伝わってきます。

小選挙区の予定候補者(佐藤なおきさん、宮本さかえさん)、たぞえ民夫都議、そして私。
弁士はそれだけではありません。
都立梅が丘病院存続の運動、都営団地の建替え問題での運動、突然浮上した都道建設の問題を考える住民運動、住民のみなさんが熱意あふれる発言をされました。

みなさんの発言をうけて話をされた、たぞえ都議。
特に、都立病院の問題では鬼気迫る訴えでした。
インフルエンザ脳症で2歳を目前にしたお孫さんを亡くされた、感情を抑えて、地域の医療体制の充実をよびかける姿に、心打たれました。

都立梅が丘病院は、全国でも稀な、小児専門の精神科医療の病院です。
この病院で治療を受けるからと、周辺に転居してくる家庭もあるそうです。
東京都は都立病院の統廃合をかかげ、小児病院さえ3箇所(世田谷区梅ヶ丘、清瀬市、八王子市)を廃止して、府中市の1箇所に「集約」するという。

「梅が丘病院を閉じるための条例案が出された。たった3枚の紙切れで子どもたちを梅が丘病院から締め出すのか」
「他党の議員も態度が試される。私も反対するよう迫っていきたい」
その迫力に、思わず「そうだ!」と声を小さく(心の中では大きく)あげてしまいました。

みなさんの運動に励まされ、私もこんなよびかけをしました。
「今年はこれまでの運動を実らせる年にしましょう」
後期高齢者医療の廃止、障害者自立支援法の廃止・出直しで、野党は一致しています。
総選挙は要求実現の大きなチャンス!なのです。

これまで「悪政に歯止めを」「制度・法律の改悪を許すな」と求めることが多かった私たち。
けれど自民党政治に先が見えない今、私たちが政策提言し実現する時代がやってきたのです。
私の要求実現のために選挙にとりくむ。
国民主権を選挙で実現していく、それが日本共産党の立場だと多くの方々に伝えたくて仕方ありません。

ついつい力が入ってしまう私。ユーモアも忘れず、笑いを力にとも思うのですが、これが難しい。
みなさんの笑顔に励まされ、意見から学び、研鑽していきましょう。

ところで。
またも日曜日に夫婦して仕事となり、せめて午前中は私が子ども2人と出かけようということに。
「靴を買いたい」という息子。それを聞いて「今の靴は穴があいていて砂が入る」と主張する
娘。
「買い物だけ?」と思う私をよそに二人は「靴」で頭がいっぱいに。

靴屋さんでは、「スニーカーは子どもっぽい」と中1。
「水色やオレンジの模様より、白と黒のシンプルなのがかっこいい」と小3。
最近の子どもって…と複雑な気持ちになりながらも、タイプが古いという理由で安価になった靴を選んだ二人にほっとする母でした。