日本共産党 田村智子
コラム

【08.12.28】「来年は面白い年にしましょう」

年末のもうひとがんばり

寒さにも年末の慌しさにもめげずに目黒区内をまわった一日。
網戸を洗っている最中だったり、門松の飾りつけ中だったり。
「年末のお忙しいところ、申し訳ありません」、恐縮して話しかけるのですが、みなさん、好意的にお話をきいてくださいました。

本当に大変な年末です。
仕事の先行き不安、売り上げの落ち込みは尋常ではありません。
もう外も暗くなっているのに、お部屋の中が真っ暗というお宅もありました。

「大変ですね」という話ばかりだと、気持ちも落ち込み、不安がどんどん大きくなりがち。
そこでこの数日、希望を語ろう、と努力しています。

「政治を変えて暮らしをよくするしかありませんね」
「欧州では、不況対策で消費税(付加価値税)を下げているですから、日本でもせめて食料品は非課税にと求めていきましょう」
「志位委員長先頭に、トヨタやキャノン、いすゞ自動車にのりこんで、若者の使い捨てはやめなさいと要求しているんです」

一緒に行動した、宮本栄さん(小選挙区の予定候補)は、目黒区が無利子融資を実施することを紹介して、
「融資を利用してまず仕事をしましょう」と業者のみなさんを激励。
「返済しなければいけないでしょう?」という方に、今度は私が、
「返済までに政治を変えて、景気をよくしましょう」と激励。

絵に描いた餅ではなく、実現しなければならない「現実」です。
こういう話がすすむと、自民党政治への怒りが政治を変えるエネルギーになっていく気がします。

消費税の食料品非課税だけでなく、例えば、耐震補強の住宅修繕も非課税にするとか、
政治がやる気を出せば、できることは色々あるはずです。
みなさんとお話するなかで、自分のなかでも政策検討したい課題が生まれてきます。
2008年もあとわずか。もうひとがんばりです。

稲のわらを使った、こんな「お飾り」も発見!
なんという「お飾り」かは、わからないそうですが、珍しいので写真に撮らせていただきました。