日本共産党 田村智子
コラム

ミニ胡蝶蘭

手をかけすぎないのがコツ?

 
花を育てていてしばしば反省するのが、手を入れすぎること。
「子育てと一緒で、必要なときに、必要な手をさしだすこと」
そんな言葉を何か読んだ覚えがあります。

ほったらかすぐらいで丁度いい、という育て方をして、花を咲かせることができたのが、ミニ胡蝶蘭。
2007年の参院選挙直前でしたか、事務所にどなたかが届けてくださった鉢です。

花が終わり、選挙も終わり、鉢は忘れられたように事務所におきっぱなしになりました。
ミズゴケがからからになっているのを見つけると、水をやる。
そんな日々が数ヶ月続いたでしょうか。

小さな葉が出ているのを発見!
「私の家にひきとっていいですか?」、事務所スタッフ一同、大きくうなづき我が家へ。

手を入れすぎて水をやりすぎてはダメ。
からからにかわいていて大丈夫。肥料を思い出したようにあげればよい。

「手をかけすぎないこと」と何度も自分に言い聞かせる日々。
そして6月終わり、突然茎が伸び始めて、小さなつぼみが4つ。
ところが2つはつぼみのまましぼんでしまい、開花したのは2輪でした。

蘭の種類を咲かせたのは、ミニカトレアに続いてのこと。
「やった!」と、おもわずガッツポーズ。

店先には5輪くらい花のついた同種の胡蝶蘭をみかけます。
さすがプロ。
私の誕生月の7月が、この株の開花シーズンのようです。
来年、また咲いてくれるかな。

夏休みの旅行から帰ってきたら新しい葉も出始めていました。
今年の高温は、蘭の種類には過ごしやすいのかもしれません。