日本共産党 田村智子
コラム

【08.06.18】狛江市に行ってきました

中学生たちのすごい声援に元気が出ます

 
今週2度目の狛江市です。
狛江の駅前ロータリー、大きな横断幕が目につきます。

「絵手紙発祥の地 狛江」と見事な筆文字。
今では全国の庶民文化(と呼んでいいのかな)、狛江市在住の小池邦夫さんが普及の発信源。
これから絵手紙文化を発信する町として、文化活動、町の振興ができるのでは、と、
小池さん自ら、この横断幕を描かれたようです。

市民の提案、市民の参加がモットーの狛江市。
その政治姿勢に、小池さんも市民の一人として、絵手紙で市政に参加をという気持ちになられたのでしょう。

小田急線の高架下には、若者たちの提案で実現したバスケットボールのコートがあります。
中学生、高校生も「部活に入らなければスポーツができない」「気軽にスポーツのできる場所がほしい」と署名に協力して実現したもの。
現在、2箇所目の設置がすすんでいます。
今度は、フットサルコートや音楽・演劇の練習場の設置が提案されているとか。

昨年1年間、子どもを対象にした犯罪が起こらなかったという狛江市。
今日もちょうど下校時間に町を回っていたので、小学生、中学生の列に出会いました。

集団下校というわけではないのでしょうが、なんだかとても固まっていて、
元気に仲良く、という言葉がぴったり。
ボランティアで誘導するお母さんたち(先生かな?)にも出会いました。
宣伝カーに乗っていたので、子どもたちが次々声をかけてくれます。
その声援が、揶揄やふざけを感じさせない、気持ちのいい声援。
子どもたちから元気をもらった気持ちです。

そういえば、学校給食について、保護者と子どもたちに市がアンケートをとったとか。
保護者の期待は「栄養バランス」、子どもたちからは好きな献立も聞いていて、
回答の多かった献立を取り入れることにするそうです。
市民参加は子どもたちにまで広がっているのですね。

なんだか気持ちがあたたかくなって、うらやましいという思いも。
自分が住んでいる町でも、市民参加がすすむようにしたい、
何かできることはないかな、あれこれ考えながら、小田急線で東へ東へ。
狛江市の未来も楽しみです。