コラム
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【07.12.10】お台場にミサイル配備の訓練?
防衛省に訓練中止を要求
他国から撃たれたミサイルを大気圏で打ち落とすというミサイル防衛計画。パトリオット・ミサイル(PAC3)が首都圏の自衛隊基地に配備されています。
11月25日付けの「読売新聞」で、都内の公園などでミサイル防衛訓練が計画されていると報道されたことを受けて、党都委員会として防衛省に訓練を行わないように要請しました。
「訓練の具体化はまだしていない」と報道された内容を否定する防衛省。
けれど、「年内には訓練はやらないということか」と聞けば否定も肯定もしません。
やりとりをするうちに、訓練の直前あるいは決行まで、都民には何も知らされないのでは? という疑念がわいてきました。
「公園で行う場合、事前に都民に知らせるのか」
「周知しなければならないとは考えていない」
習志野の自衛隊基地にミサイルが配備されたのは先月末。
なんと防衛省は文書で「事前に知らせないこと」を自治体に要求していたのです。
抗議行動さえ許さないという姿勢です。
ミサイル防衛が必要だという防衛省に、せっかくの機会だから聞いてみました。
「ミサイル防衛をとりいれている国は他にどこがあるのですか」(私)
「日本とアメリカと、オランダ・・・がそうだったかな(隣の人に確認)。それからイスラエルが違うものですが持っていると聞いています」(防衛省)
1兆円規模といわれるこの軍備。本当に必要なのかをどこまで検討したのでしょうか。
「守屋事件」でも軍需産業がこの計画にむらがったことがわかってきています。
日本のことを考えの軍備か、私腹を肥やすための税金のムダ遣いか。
私たちの国のすすんでいる方向が、世界からも突出した軍事大国への道であることをかみしめながら、広い広い防衛省の敷地を跡にしました。