コラム
【07.07.10】NHKでの政見放送収録
NHKでの政見放送収録
公示前の最大の山場ともいえる日でした。
5分30秒、1本勝負。
収録のやり直しがきかないのが政見放送だということは、
かつて比例代表候補をやって経験していましたが、その時は一言の原稿。
チームで収録にあたるという心強さもありました。
リハーサルのときに録画テープをまわす、よければそれで終わり。
失敗したら、本番1回。
テスト本番といわれる、このやり方をとりました。
終わり間際まで、とても順調に進み、「よし、これでいける!」と思ったら…。
時間の合図を勘違いして、なんと5分30秒をはみだしてしまった!!!
文字通りのラストチャンス。
終わった瞬間、ほっとしました。身体が軽くなりました。
そして終わった瞬間、原稿が自分のものになりました。
もちろん、収録の時も、思いをこめて原稿を見ないで話したのですが、
頭のどこかに文字が浮かぶ状態でした。
それが収録が終わって帰りの車のなかでは、考えることなく言葉が湧き出るような気持ちでした。
緊張感がずっと身体の芯にあったのですね。
明日、もう一度、民放用の政見放送の収録。
夜、家でぶつぶつとおさらいをしていたら、「もうそれはいいよ」と娘のダメだし。
これから約3週間、家族にも試練の時です。