日本共産党 田村智子
コラム

【07.02.05】メッセージビデオの第2弾

メッセージビデオの第2弾

このHPでの視聴もできるメッセージビデオ、昨年春に録画したものです。
つい先日も「見ました」というメールをいただいて、嬉しく思っています。

年も明けたので「あらためてメッセージを」ということで、今日がビデオ撮り。
ポスターの写真撮影のときにお世話になったスタッフのみなさん、顔なじみにもなり、現場もリラックスムード。

緒方靖夫さんも登場してくださいました。
強い光が目に入ると視力がだんだん失われてしまうという難病。
「ライトは大丈夫ですか」とカメラマン。
「そんなことは言ってられません。大丈夫です」と緒方さん。
6年間守ってきた議席を、なんとしても私に、という思いの強さがビンビンと伝わってきた瞬間でした。

私も緊張しましたが、思いをこめて、決意をこめて語りました。
みなさんに思いが伝わりますように。

帰り道、イギリスの年金生活を紹介する文庫本を読んでいました。
男性65歳、女性60歳で、国籍を問わず年金が支給され、同時に交通費も無料、映画は半額などなど、負担軽減がいくつも行われるとか。

母子家庭や失業者にも、住居のあっせん、生活費支援、就業訓練などなどの施策が日本よりはるかに充実してとられているようです。
もちろん深刻な失業問題や格差という問題もあるでしょう。
しかし、人間らしく生きる権利を保障するという土台が日本とまったく違う。

なぜ経済大国といわれる日本では、餓死者や孤独死が後を絶たないのか。
大企業の成長が国策、国民の暮らしは自己責任という日本の政治の姿が悔しくて仕方ありません。

視野を広げ、この国の異常さをさらに厳しく追及しようと思います。