コラム
【06.07.25】私の生活圏内での街頭演説
私の生活圏内での街頭演説
自宅から徒歩15分の堀切菖蒲園駅前、雨にもかかわらず「田村智子」ののぼりが何本も。
「地元からおしあげよう」という、みなさんの熱い思いが伝わります。
商店街と町工場、下町のあたたかさを感じながら暮らしてきただけに、この町の活気を奪ってきた「構造改革」の政治への怒りもこみあげます。
日本の「ものつくり」を支えてきた町工場、学校の社会科学習の場にもなっています。
息子が4年生のとき、反射板の工場を見学して、小さな反射板を持って帰ってきました。
暗い道で自転車の反射板が役立っていることを、車の運転をするようになって実感していたので(免許取得から1年半です)、これも地元でつくっているのか、と嬉しいような気持ちになったことを思い出します。
力のある大企業は応援しても、中小業者の果たしてきた役割は省みようとしない政治。
「国際競争力をつけるため」ならば、もののつくれない日本になってもいいのでしょうか。
堀切菖蒲園から亀有駅へ。
駅前の広場で、ビールケース4個並べたお立ち台で演説。
目線がほとんど同じ、でも文句なしに目立つ。車の上よりも気に入りました。
働いて日本の世の中をつくってきた方々と、助け合い・支えあいを大切にしてきた方々といっしょに、「働くことを大切にする政治」「人情ある政治」を実現したい、そんな気持ちがあふれてくる街頭演説でした。