日本共産党 田村智子
コラム

【06.07.21】東武鉄道でまた踏切事故!

東武鉄道でまた踏切事故!

昼頃、事務所に立ち寄って事故のニュースを知りました。
開かずの踏切、子どもを連れて遮断機をくぐってしまったお母さんに、なんとも言えない思いがこみ上げます。

それにしても、なぜこれほど踏切事故が続くのか。
東武鉄道にこの間、何度も安全確保を要請しているだけに、怒りがふつふつとこみあげます。

竹ノ塚駅踏切の事故も、危険性が指摘されていました。
この豊島区内の踏切も、遮断機をくぐる姿は日常茶飯事だったのではないでしょうか。

党板橋区議団といっしょに東武鉄道に要請をした時も、高校生が遮断機をくぐっている駅があるとの指摘がありました。(6月5日のコラム参照)
なぜ、真剣に安全確保の対策を検討しないのか、事故が起きてからでは遅いと語気を強めて追及したことを思い出します。

安全最優先の鉄道事業にしていくためには、どうすればいいのか、行政も黙っているわけにはいかないはずです。

夕方、「教育基本法と東京の教育を考えるシンポジウム」であいさつ。
子どもたちの成長を信じ、子どもたちが将来つくる未来への無限の希望を示す、現行の教育基本法。
対して、今の教育行政や「改悪法案」は、子どもへの信頼がないことを実感こめて話しました。
テストで追い詰めなければ子どもは勉強しない、競争させなければ勉強しない、いまの教育行政はこういう立場に立っているのではないでしょうか。
これでいいのか、学ぶ楽しさがつかめるのか、多くの方々と語り合いたいものです。