コラム
【06.06.14】医療改悪法案の成立
医療改悪法案の成立
法案が成立してから、「高齢者の負担が重くなる」「療養型病床の削減でどうなるか」と報道するマスコミ。
なぜ、審議の過程で問題点を報道しないでしょうか。
国会審議では日本共産党の質問のなかで、食事が自分ではできずチューブで流動食を採っているお年よりも「治療しても治らない」からと退院の対象になることが明らかになりました。
これは、お年寄りだけの問題ではありません。家族はどうすればいいのでしょう。
法案が成立したとたん、今度は、「保険免責制度」(軽い病気は、一定額まで保険がきかない)の検討が与党と政府のなかで始まったと伝えられました。
いったい、どこまで医療制度を壊していくのでしょうか。
久しぶりに近所の商店街で買い物をしたら、「小泉さんと竹中さんは、とにかく日本にあったいろいろな制度を壊しただけ。顔も見たくない」と、ある店主。
「若い人が希望を持てない日本にしていたらだめだよね。がんばってくださいよ」
店先の立ち話でしばし政治談議となりました。