日本共産党 田村智子
コラム

【06.06.07】初めて連合東京の事務所を訪ねました。

初めて連合東京の事務所を訪ねました。

「教育基本法を守る共同の運動を」と、普段あまりお付き合いのない団体への申し入れをしました。
最初は、港区三田にある連合東京へ。日本共産党東京都委員会からの正式の申し入れに、面談を了承してくれました。

公務員削減や30人学級の話題にもなり、連合東京が提言として出している政策も見せていただきました。
「一クラス20人程度を基準とする学級編成」??「30人学級」と内容的には同じ要求です。
私も秘書時代、民主党との共同で30人学級法案を作成・提出の過程を自ら体験してきたことを話しました。
国会では、一致点での野党共闘は珍しくないことですが、これが国会を離れるとなかなか進まない現状。
一歩突破できれば、その思いを強めました。

続いて、一ツ橋教育会館へ。入り口には、教育基本法改悪に反対する宣伝物や資料が並んでいました。
東京都高等学校教職員組合、東京都公立学校教職員組合へ。
「学校の先生たちも毎日の課題に追われていて、教育基本法のことを学んだり、話し合ったりする機会がないのも実態」
上からの「教育改革」が、先生たち自身が学んだり話し合う機会も、ゆとりも奪っているのです。
そういうなかで、この2つの組合に加えて東京都教職員組合が連名でアピールを出し、共同行動を広げていることにとても勇気づけられます。

帰りがけ、入り口の宣伝物をあらためて手にとって見ました。
「風を起こそう」という団扇、世論調査資料、いまの教育基本法を知らせるチラシ等々。
子どもの成長、子どもの未来を大切に思う気持ちは同じです。その思いを共同行動につなげたい、団扇で風を起こしながら思いました。