日本共産党 田村智子
コラム

【06.03.01】青年のみなさんと国会傍聴

笠井あきら衆院議員が、青年雇用の問題で予算委員会(分科会)の質問に立つと聞き、私も傍聴にかけつけました。
集合場所の議員面会所は、増税反対、医療改悪反対など、要求の署名を山積みにした集会の真っ最中。
知り合いの秘書さんから、「70箱の署名だよ」と教えられました。

午後1時半、青年十数名といっしょに委員会室へ。
先日、笠井議員といっしょに聞いた青年たちのあまりにひどい労働実態が紹介されていきます。
「使用者、労働者双方に、働く者の権利を周知する必要がある」----さすがに否定できない指摘に、前向き答弁が続きます。

有給休暇、一日の労働時間、残業の割り増し賃金、一方的な解雇の禁止などなど、
法律に定められた当然のことが通用しない職場がいかに多いか。

傍聴後、青年のみなさんと笠井議員の部屋を訪ね懇談。
議事録を取り寄せて、今後の団体交渉などに使おうと、みんな元気な笑顔になっていました。

この懇談を途中で抜けて、高金利の政府貸付金を低金利のものに借り換えをさせてほしい、という政府交渉にも参加しました。
バブル時代の7%を超える金利で資金を調達したために、返済金で財政が圧迫されている国立市。
党市議団が詳細な資料を用意して迫りました。
地方交付税の総額抑制、大企業減税による減収、地方自治体は四苦八苦していることが赤裸々に述べられ、私も思わず語気を強めて要請をしました。

国民や地方自治体に歓迎される政治は可能なはずです。