日本共産党 田村智子
コラム

【06.02.15】青年ユニオンのみなさんと懇談

元気な若者たちでした。やる気とやりがいに満ちている、そう思えました。
たった一人でも労働組合に入れます、泣き寝入りせずに、いっしょにたたかいましょう、という青年ユニオンの活動。
笠井あきら衆院議員といっしょに事務所をたずね、2時間にわたって話を聞きました。

「労働組合をつくる権利があるといわれても、どうやってつくるのか、青年にはまったくわからない」
「誰でも労働組合に入れます、という活動が大切」
「労働基準法を労働者も知らないが、経営者も知らない。だから交渉して法律を示せば、だいたいの問題は解決する」

なるほど、なるほどと聞きました。
私も、労働基準監督署に労働基準法違反の会社を告発に行った経験がありますが、労基署を動かすことの難しさを思い知りました。
労働組合として経営者と交渉すれば、確実に解決できる問題なのに・・・。

「派遣労働者の問題が一番難しい。要求を通したとしても、次には仕事がこなくなる」
ここでも、非正規雇用がいかに問題の多い働かせ方ががうきぼりです。
青年たちの問題意識にこたえる活動をなんとしてもと思います。