日本共産党 田村智子
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【13.02.26】賃上げと安定雇用を 補正予算案へ反対討論

 日本共産党の田村智子議員は26日の参院予算委員会で、2012年度補正予算案に対する反対討論を行いました。

 田村氏は「賃上げと安定雇用、社会保障の拡充こそデフレ不況から脱却し、経済・財政を再建させる道である」と強調。ところが、補正予算案は大企業支援と国債増発による大型公共事業の大盤振る舞いとなっており、景気回復に効果の乏しい古い政治を復活させたと批判しました。しかも、消費税増税を基礎年金国庫負担2・5兆円の償還財源としており、認められないと述べました。

 震災関連では、住宅再建支援金の対象拡大や中小企業グループ補助金の大幅拡充、医療・介護の減免措置の再開など「被災者が切実に求めている施策に背を向けたままだ」と指摘。一方、PAC3ミサイル取得など自衛隊の体制強化を盛り込んだ軍事費は補正予算で過去最大となっており、「周辺諸国との軍事的緊張を高め、東アジアの平和の構築に逆行する」と強調しました。

(2013年2月27日(水)、しんぶん赤旗より)