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【11.09.29】自交総連東京地連定期大会であいさつ
雇用を守り、まともな賃金を
タクシー、ハイヤーなどで働くみなさんの労働組合である自交総連東京地方連合会の第123回定期大会で日本共産党を代表してごあいさつしました。自交総連の先駆的なたたかいでタクシー台数総量を減らしてきたこと、とりわけ国交省との交渉で「減車・休車に応じない会社には個別に指導させる」と言わせたことなどの実績をあげ、規制緩和万能論の流れを食い止めていることに敬意を表しました。そして日本共産党が、働く人たちを守る社会的なルールがないことが日本社会を行き詰まらせているという立場で、政治の革新をめざしてがんばっていることをのべ、社会全体のあらゆる業種のなかで雇用を守り、まともな賃金を受け取れるという社会を実現するために大きな運動をつくっていきましょうと訴えました。
また、大震災と原発事故をうけて、社会のあり方の根本的な見直しが求められているときに、国会では議会で多数を占める政党が、国民の願いに応える議論をまともにおこなわず、それどころか大震災と原発事故を口実に、自衛隊の増強や憲法改悪を公然と持ち出す勢力もあることを厳しく批判し、反動的な動きに立ち向かってみなさんと連帯してたたかいたいと決意をのべました。