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【09.12.10】平和な世界へ
平和大会国際シンポジウムに参加
「2009年日本平和大会in神奈川」(11〜13日、実行委員会主催)の開会に先立ち10日、国際シンポジウムが横浜市で始まり、田村智子さんも参加しました。米国、韓国、ドイツ、フィリピン、エクアドルから代表が、軍事同盟からの脱却や非核・平和の世界を目指す運動を交流しました。
米国で海外基地反対運動に取り組むジョン・リンゼー・ポーランド氏は、外国軍基地閉鎖を実現したケースについて「持続的市民運動があり、政府レベルで意思決定につながった」と指摘。韓国・労働者代案社会学習院講師の李俊揆(イ・ジュンキュ)氏は「北朝鮮の核問題と日米・韓米同盟の問題はリンクしている」とし、東アジア全体の平和体制構築を強調しました。
ドイツ平和評議会のハネロア・トゥルケ氏は、北大西洋条約機構(NATO)の変遷にふれ、「欧州の選択肢は、米国と共同歩調をとり続けるか、独自にロシアとの関係を構築するかだ」と発言。1990年代に米軍基地を撤去したフィリピンのコラソン・バルデス・ファブロス氏は、その後も米軍はフィリピンで軍事演習を繰り返していると告発し、監視活動を報告しました。