【06.06.05】板橋区議団といっしょに駅施設等の改善を要請
板橋区
東武鉄道への要請です。事前に党区議団の調査が行われ、各駅の写真も示されました。
事前にいくつか区議さんに説明を受けました。
エレベーターを設置した中板橋駅、ところが駅前には歩道から入るのに鉄柵があって、車椅子では入れません。
「車椅子の人はどうすれば?」「駅員を呼んで柵をはずしてもらうんです」と区議さん。
要請すれば、これは当然「検討する」と答えると思いきや、「自転車進入防止のため必要なのではずせません」
耳を疑う回答です。
説明を聞き終わって、これは譲れないと私も再度要請しました。
聞けば駅前には駐輪場があって、整備員の方もいるとのこと。なぜ鉄柵が必要なのか、見直すべきではと2度、3度と押して、ようやく検討を否定しなくなりました。
開かずの踏切問題、これも立体化するのかどうか、まったく検討が進んでいない様子。
足立区の竹ノ塚駅踏切の事故で、何度も要請してきただけに、これも黙っているわけにはいきません。
「子どもが待ちきれずに踏み切りをくぐっているといのなら、早急に対策が必要ではないのか」
「竹ノ塚駅の踏み切りは、安全確保の保安員を置いている」
ところが、本当に要領をえない回答ばかりで、怒りがこみあげてきました。
竹ノ塚でも事故の危険性が何度も指摘されていたにも関わらず、真剣な検討がされず、死傷事故まで起きてしまったのです。
私が会うことができた遺族の方の顔が思い出されます。
「東武鉄道での事故ですよ。また、事故が起きてからでは遅いんですよ」と、語気が強くなります。
改札口を増やすだけでも、踏切を渡らなくてすむ人が増えるというのに、これも否定する。
「自分たちから安全対策を積極的に講ずる」という立場ではない、そう思わざるを得ない対応に、「儲け本位」の資本主義の矛盾が噴出すように見えてきます。
事故が起きてからでは遅い、このことを言い続けていこうと思います。