おたよりコーナー
みなさんからいただきました、メールやメッセージを紹介いたします。
コーナーイラスト:原田智子(漫画家)
■7月8日のコラム「社会保険庁解体で病院はどうなるか」について病院関係者の方から意見が寄せられました。
存続問題は、社会保険病院だけではありません。全ての公的病院が存続問題をかかえ、一部には民営化された病院もあります。 公的病院は、社保病院に限らず不採算医療や、僻地医療で住民の健康維持に貢献してきました。存続を訴えるのであれば、全ての公的病院について訴えて欲しいと思います。
赤字の問題も、税金や補助金で優遇されているのですから、「不採算医療をやっているのだから」などと言っても、通用しません。 まずは黒字にすること。出来なければ他の病院より優遇されている給与を削る事。努力も無しに存続は、あり得ないと自覚することが先だと思います。
(病院関係者さん)
全ての公的医療の存続を求めるべき、とのご意見、その通りです。 国立・都立病院の「独立行政法人化」や「統廃合」では、住民の皆さんと一緒に、 日本共産党も「医療に対する公的責任を果たすべき」と、国や都に求めてきました。
医療難民がこれだけ問題になるもとで、全国的に公的病院がどうなっているのか、 私ももっと勉強をして、さらに声をあげていきたいと思います。
病院の経営問題についても、現場のみなさんからの意見もよく聞いて、政治がやるべきこと、やってはならないこと、 見極めていこうと思います。
(黒字化するために、高額な差額ベッドの徴収や、寝巻き持込禁止、コップの使用料金まで徴収する、などの実態には大いに異議を唱えていきますが)。
今後とも、ご意見、また情報などぜひお寄せください。
(田村智子)
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