HOME - コラム - コラムバックナンバー
2005年12月
12月29日(木)
仕事おさめです。
今年も多くのみなさんに支えられての1年でした。HPの更新が途絶えがちで、「更新がんばってね」と声をかけられることも。
来年は、日々の出来事を短くとも書き綴ることができるように心がけたいと思います。
仕事おさめで、一つ、来年への宿題もできました。
一人の青年が長時間労働の毎日で、健康をくずしてしまった、心配した家族から相談があって、私も黙っていられなくなったのです。
午後、この青年とあって話をすることができました。20代ですが、おちついてしっかりした印象をうけました。
朝8時から仕事が始まり、夜9時に帰宅できることはほとんどない。有給休暇などとんでもない。病気になっても休むのに気兼ねをする。
労働基準法にてらして「違法」と思えることがいくつもあります。
意欲をもって就職した青年たちが、なぜ使い捨てにされるのか! 黙っているわけいはいかないのです。
来年へのエネルギーをたくわえて、いっそう、がんばります!
12月27日(火)
田村事務所の引越しでした。
2度の選挙を戦った事務所、都合により一時、党足立地区委員会に機能を移します。
今日は、その「引越し」。渡辺やすのぶ都議事務所との合同事務所なので、荷物も「歴史」を感じさせるものがいくつも。
みなさんからいただいた寄せ書き、区議のみなさんととりくんだ運動の資料など、3年ほどのとりくみでもいろいろあったなと思います。
私物をいれていたロッカーには、以前に、足立伝統工芸店で買った小さなお琴が入っていました。一昨年の購入品。家に持ち帰ったら子どものおもちゃになる、と事務所に避難させていたのです。
家に持ち帰ると、やっぱり「なになに」と、娘にいじられてましたが、すでに「正しい」やり方で遊べる年になっているのですね。
お手伝いにかけつけてくださったみなさんのがんばりで、大きな荷物も、昼過ぎには移動を終えていました。
一つの区切りをつけながら、でも、これからもがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
12月26日(月)
鉄道高架化への国の補助基準が大きく前進!
3月に起きた竹ノ塚駅の踏切り事故、この問題で何度国土交通省と話をしたことでしょう。
事故直後に説明を受けた時は、国の鉄道高架化の考え方が「自動車の交通渋滞解消」というものだと分かり、「踏切の安全、歩行者の安全ということではないのですか」と、思わず確認したことを思い出します。
そのなかでも、道路の拡幅などを行わずに、国庫補助が出されるような道を探り、国土交通省も「現状の道路のままでも、区が都市計画道路だと認定すれば可能」という答弁をえていました。
それが、もう一歩前進したのではないかという情報をえて、国土交通省から直接説明を受けようと、渡辺やすのぶ都議とともに国会を訪ねました。
国庫補助の基準を緩和し、「歩行者や自転車の安全」という観点を加えるというのです。
国道・県道(都道)・都市計画道路という幹線道路でなくとも、生活道路としての役割が大きい道路が国庫補助の対象となるのです。(1日の通行量が2万人などの基準はあります)
あ〜やっと、という思いと、声をあげれば政治を動かせるという思いがごちゃまぜになりながら説明を聞きました。
人命が奪われる前にできなかったのかという複雑な気持ちです。実際に予算がつくまでには、設計などが必要とのことですが、なんとしても早期に高架化を実現させましょう!
12月24日(土)
保育園のクリスマス会も今年が最後です。
教会が敷地内にある私立の保育園、クリスマス会も本格的です。
キャンドル・サービス、イエス・キリスト誕生の聖劇、台詞や賛美歌の意味がどこまでわかっているのかな〜と思いつつも、子ども達の一生懸命さにはいつも感激します。
実家の父も「ぜひ見てみたい」と、小諸から早朝、新幹線でかけつけてくれました。
父は熱心なキリスト教の信者で、私たち子どもも日曜日には教会に通っていました。賛美歌や聖劇の中に出てくる言葉は私にも「懐かしい」気持ちを起こさせます。
なんでも「神の思し召し」とする考え方は、今では違和感を覚えますが、「平和への祈り」は今日の私をつくる一つの要素になったと思っています。
そんな郷愁に似た気持ちで賛美歌をくちずさみ、子ども達の神妙な顔つきでの演技に見入りました。
でも、実は一番感動したのは、キャンドル・サービスの時にゆっくり一歩ずつ歩くIくんの姿でした。
2年前、年少さんの時は立つこともできなかったIくんが、リズムにあわせてゆっくり1歩ずつ踏み出すという難しい歩き方を、ほとんど他の子と変わらない様子でやりとげているのです。
運動会でも、にこにこ素敵な笑顔で走っていたIくん。それに続く感動です。
「すごいね! がんばったね」と声を掛けたくなります。
昼食をみんなで食べながらIくんのことを話すと、娘も自分のことのように嬉しそうにしていました。
保育園最後のクリスマス会、あったかい気持ちになれた一日でした。
12月23日(金)
マンション耐震偽造問題の学習会へ
党中央委員会の会議室には、東京だけでなく近県からも党の地方議員やマンション対策の担当者のみなさんが集まっていました。
広い会議室をつかっての学習は、耐震偽造マンションの住民の方々とすでに運動にとりくんでいる地方議員、欠陥住宅問題とりくむ弁護士、建築家、党のマンション政策の担当者など、多彩な報告が行われました。
被害者の子どもが学校でいじめにあっている、公営住宅に引っ越すとなれば家族同然の犬や猫をどうすればいいのか等々、被害世帯の数だけ、複雑で深刻な問題があることもわかりました。という問題も起きているそうです。
驚いたのは、「震災よりも恵まれた支援策」という報道が全くのごまかしだという事実でした。
私も勉強不足で、この場で学ぶまで知りませんでした。「震災の復興支援があまりに不十分だったということじゃないか!」というぐらいにしか受け止めていませんでした。
政府が意図的に比較した新潟の大震災、地域性からいって大規模マンションが「倒壊」したわけではないのです。神戸の大震災と比較すれば、その時の支援策とほとんど同じということになるのです。
あたかも「恵まれている」と描くやり方はあまりに卑劣です。
しかも、神戸では個人の住宅補償を政府がしてこなかったために、いまだに生活再建ができない被災者が多数いる、なぜこの悲劇を繰り返すようなことをするのでしょうか。
被災者と被害者を対立させるようなやり方にごまかされるわけにいきません。
儲けるためにはなんでもやる業界、業界言いなりに「規制緩和」ばかりをすすめてきた政府、どちらの責任も厳しく追及し続けなければなりません。
12月22日(木)
「我慢するのは冷たい北風だけで十分です」
「増税でふところまで凍えさせるなんて、とんでもありません」――そんな訴えをしてしまうほど、本当に寒い寒い消費税増税反対の宣伝行動でした。
消費税廃止足立各界連絡会の毎月の宣伝行動、今日はクリスマスだからと北千住駅西口の華やかなデッキのうえで・・・のはずがあまりの強風(ビル風)に立っていることも大変で、デッキの下に移動しました。
ところがデッキの下も同じような強風が吹きつけて、のぼりを持って立っている人が飛ばされるのでは、というほどでした。
交代でマイクを握った私も、口がこわばってきて、うまく動かないのです。
そんななか、東京土建足立支部のみなさんが提供してくれた「増税反対ポケットティッシュ」は、とてもよく受け取ってもらえました。
寒さで鼻をかみたくなる気持ちがよくわかります。2000個準備したのが、1時間足らずでほとんどなくなりました。
署名は無理かと思いましたが、こんな強風と寒さのなかで署名してくれる人がいるのです!
いよいよはじまった増税のスケジュール。「仕方ない」とあきらめさせる宣伝に負けない、「やっぱり許せない」と怒りを共有できる宣伝に大きくとりくみたいです。
12月21日(水)
お大師様の参道で「9条守って」と署名行動
今年最後の「大師の日」、参道は人の波が続いていました。境内からはなぜか演歌の演奏も。
クリスマスの装飾ばかりを見慣れているこの頃、クリスマスの気配もない露店が新鮮に見えてきます。
今日の署名は、「憲法9条守って」「庶民増税なしに年金制度の充実を」「医療費のこれ以上の負担はやめて」という3種類。
歳末大売出しみたいだな、などと考えたら、署名もどんどんとりくむぞ!という気持ちになりました。
足立年金者組合、医療生活共同組合の方々の一員となって、私もマイクを握り、また署名板を持って元気に訴えました。
憲法の署名をしてくださった女性の方、「戦争中は役所に勤めていて、徴兵の手続もやったし、遺骨のお迎えもした。本当に戦争だけはやってはだめ」と、目をうるませて話して下さいました。
こうした声をうけて、宣伝のしめくくりはこんな話をしました。
「来年もいい年でありますようにと、お参りをされた方も大勢いらっしゃることでしょう。平和とくらしをまもってこそ、良い年になります。みなさんの願いを政治にも届けていきましょう」「皆様が良い年を迎えられますことを願って宣伝行動を終わります」
12月18日(日)
2家族でもんじゃを食べながら忘年会
保育園で娘と同じクラスSくんの家は、近所でお好み焼き屋さんをしています。11月の保育園のバザーで同じ係になり話をしていてわかったことです。
「食べに行くから」と言いつつ日がたっていました。
そこで、家族ぐるみの友人付き合いをしているIさん一家と一緒に、忘年会と称して食べにいくことにしました。
聞けば、Iさん家族は何回もこのお店に足を運んでいたとか。
「こんばんは」とガラス戸をあけると、Sくんがエプロン姿で迎えてくれました。娘もSくんもちょっと照れながら嬉しそうにしています。
お父さん・お母さんの働く姿を目の当たりにしているSくん、苦労も多いでしょうけれど、ちょっとうらやましい気持ちです。
もんじゃをまともに焼いたことがない我が家族。「土手をつくって流し込む」と教わりながら、「あ〜決壊した!」などと騒ぎながら楽しく焼いて食べました。
「気に入った!」と娘と息子。
グラスをあけながら、株の異常発注で誰が儲けたのかという話や、学校の話、久しぶりにたくさんおしゃべりできました。
娘も息子も、歌や踊りがちょっと飛び出して、みんな大満足の忘年会でした。
12月17日(土)
日本共産党の全国大会にむけて東京の会議
1月の全国大会にむけて、決議案を議論し、東京の代議員を選出する会議です。
都内各地、各分野から集まった日本共産党党員。発言を聞くと元気がわき、笑いも起こり、時には涙もでそうになりました。
ある児童養護施設の職員の方は、労働条件を少しでもよくしてほしい、複雑な事情をかかえる子どもたちに充分に接することができるよう、もっと職員を増やしてほしいという意見を施設運営者に伝えたそうです。
その直後から始まった、仕事のとりあげ、いやがらせ、退職させろという「労働組合」の署名(経営者の意見を代弁する機関になっているのでしょう)・・・
とつとつとした話し方ですが、子ども達のためにしていることだという強い信念、いずれ「労働組合」の人たちもわかる日が来るという言葉には、背筋がのび食い入るように発言席をみつめてしまいました。
憲法9条をまもろうと、大学で大きな運動を起こし始めた学生達。定年退職をして生きいきと地域で活動する方、みんな政治を変えよう、新しい日本をつくろうとがんばる一人です。
この仲間のみなさんとスクラム組んで、さあ、がんばるぞ!
12月13日(火)
耐震偽造マンション問題で再び国会へ
東京と南関東の日本共産党の議員などが集まって、国の対応策の検討内容の説明をうけました。
国土交通省の担当官は開始時間から20分近く遅れての到着です。直前にも相談がよせられ対応していたとのことでした。
耐震に問題ありとされたマンションの居住者は、年内に引越しを迫られているそうです。でも、引越し先は決まらない、お金も用意できない、何より、これからの生活がどうなるのかまったく目処が立たない――自分がその立場だったらと考えると、仕事もなにも手につかないのではと思えてきます。
子育て中の世代が多く犠牲になっていることも、問題を大きくしています。
都営住宅や公団住宅への引越しと言われても、子どもの学校はどうなるのか・・・これも自分の家族がそうなったらと考えると、子どもにまでつらい思いをさせることに苦痛は何倍、何十倍にもなることと思います。
国の支援はどうなるのか、自治体が行う支援に対して、国も自治体を支援する――他の自治体と比べてもあまりに冷たい石原都政の対応(都営住宅に入居する場合には家賃減免はやらないと初めから言い切るのですから!)、国を動かすのも大変ですが、東京都の冷たい政治ともたたかわなければならないのです。
耐震偽造に直接・間接に関わった企業に負担を求めるのは当然ですが、せめてその「つなぎ」に公的支援をと切に思います。
12月12日(月)
青年を前に党大会決議案を語りました。
学習会の講師というのは久しぶりで、準備しなければと何日も前から思いながら、本格的な準備は今日になってしまいました。
新聞の切り抜きなどあらためて見直すと、今の日本のありように怒りと嘆きがわいてきます。
靖国参拝問題で露呈した日本の侵略戦争への無反省、「構造改革」でもたらされた荒れ果てた社会の姿、大国アメリカの理不尽な介入を許さないアジアの国々の動き・・・。
どんな日本をめざすのか、正面から問いかけ話し合っていきたいという気持ちがふつふつとしてきます。
準備不足を反省しつつも、青年達とも前向きな討論ができたように思えます。
ところで、この学習会の冒頭にぜひ話してみたいと思って、他党の「党大会」を少しだけ調べてみました。
自由民主党、今年立党50年の記念党大会を開いたことは、テレビ報道でも知っていましたが、自民党のHPからとりよせたデータをみると、
「11時 開会宣言」「12時15分 閉会宣言」・・・方針の報告や討論らしき内容が見当たりません。
大会決議案では第3章で、日本共産党とはどういう政党か、他党とも比較して述べていますが、党活動=国会活動であるかのような他党と比べた時、党大会のあり方一つとっても違いが明らかだなと実感しています。
これから1月の全国大会にむけて、決議案の討論が支部でも都道府県でもくりひろげられ、内容が練られていく、もちろん実践でも裏付けながらの日々が続きます。
12月10日(土)
3度目の青年雇用宣伝です。
土曜日宣伝も3回目。竹ノ塚駅東口には、伊藤和彦区議も「日本共産党」ののぼりを小さな車につけてスタンバイしていました。
「若者に仕事を」ののぼりをもってくれたのは、党を応援してくれている青年のMさんです。
宣伝をはじめてすぐにチラシをうけとった若い女性、待ち合わせなのか、駅前のいすに座って、ずっとチラシを読みふけっていました。
宣伝隊の一人がアンケートをもって話しかけました。後で聞いたところ、医療系の職場の正社員になれたけれど、今の給料ではとても自立した生活ができないと話してくれたようです。
タクシーのりばでは、客待ちの運転手がじっと訴えている私を見ていました。
「競争に勝った会社が生き残ればいいという構造改革のもとで、一番犠牲になっているのは働く人たちです」
「しんぶん赤旗」で連載していた、規制緩和のもとでの異常なタクシー業界の様子が頭に浮かびます。
悪貨が良貨を駆逐する----安売り競争、人件費抑制競争が、労働者を大切にする会社では生き残れない状況を生み出しているように思えてなりません。
宣伝の最後に、Mさんにもアンケートを書いてもらいました。
派遣社員のMさん、「不満なことがありすぎて何を書いていいのかわからない!」
青年の声を集めていけば、大きな力になる予感がしています。
12月7日(水)
息子が10歳になりました!
でも、水曜日は剣道の稽古の日。晩ご飯を一人で食べて、6時半から9時まで稽古となる予定。
せめて声をかけて送り出そうと、6時前に電話をすると「ご飯炊けてなかったよ! コンビニで買ってきたから大丈夫だけど」とのこと。
予約設定をしておきながら、スイッチを入れるのを忘れていたのです。
息子のたくましさに助けられるこの頃です。そのうえ、夫も早く帰宅できたとか。簡単に食事の用意をして送り出してくれたようです。
寂しい思いをさせているかな、と、気がかりだっただけに、心底ほっとしました。
もう一つ思いがけなかったのは、お隣さんからケーキをいただいていたこと。
実家(長野)から届いたりんごをほんの少しおすそ分けしたら、お礼にと届けてくださったのです。偶然とはいえ、なんだか誕生日を祝っていただいたような気持ちでした。
稽古から帰ってきて、家族そろってケーキを囲み、クラッカーを鳴らして(近所迷惑だったかな)お祝いができました。
12月6日(火)
青年達と世界と未来を語り合いました。
青年党員の会議に参加して、日本共産党の大会議案をいっしょに討議しました。
今日のテーマは、世界の動き。胸躍るような気持ちが大きく明るくなる討議でした。
イラクの泥沼のような事態、北朝鮮の問題、靖国問題・・・日本のなかでのニュース(一般の新聞やテレビ)をみていると、なんだか息苦しいような気持ちになります。
でも世界の国々の動きを大きく見たときにはどうでしょう。
アジアでは戦争をゆるさない友好条約が太平洋をめぐる大きな帯となってつくられています。紛争の武力による解決を許さない、平和的な解決のみをめざす、このことを明記した条約が日本を含めて結ばれているのです。
ところが、この動きも展望も多くの国民に見えない。ニュースで流れるのは「日米同盟強化」「米軍基地の再編強化」。
まるで戦争が起きるかのような備えをなぜしなければならないのかを正面から問い掛けなければなりません。
いっしょに討議していたI君、「ミサイルだなんだより、地球温暖化をどうするかの方が問題ですよね」。
21世紀、国や民族という人間どうしの争いを終わりにして、人類や地球のあらゆる命に関わる問題の解決にこそ向かわなければ、そんな大志ある討論になりました。
12月5日(月)
「この子がどうしたの?」と娘から問われました。
つらいニュースが毎日流れ、子どもの耳にも入ります。
茨城県で発見された小学1年生の殺人事件。ニュースには、お葬式に掲げられた遺影が写りました。
かわいらしい写真を見て、娘が問い掛けてきたのです。
「死んじゃったの?」「そうなんだって」――人が殺される、襲われる、こんな話を聞くだけで口数が少なくなり、「怖い話はやめて」という娘。
広島の事件が起きたときに、知らない人からお母さんが呼んでいると言われても、絶対についていってはいけないということを話したときも、「そんな話はもうやめて」と言っていました。
子どもに怖い話をしなければならない日本の社会、どうしてこんなに歪んでしまったのかと暗い気持ちになります。
学校でも、不審者侵入の訓練をしたばかりだといいます。
子どもの安全をまもるには、たくさんの人の目と手が必要です。その力を日本の社会は持っていることをなんとしてもしめさなければ。
12月4日(日)
息子が初めてトロフィを手にしました。
急に出場が決まった剣道の試合は、3人制の団体戦「5・6年生の部」、用事があって出場できない6年生に代わって「大将」。
我が剣友会は、5・6年生があまりに少ないため、3人のうち息子を含む2人が4年生という構成となりました。
正直にいえば、せいぜい1回戦突破かなと思っていました。ところが結果は3位。
同じ剣友会の他のチームもすべて入賞を果たし、みんなで心から喜びあいました。
息子は対戦相手から一本をとることもできませんでしたが、実力に大きな開きがある相手にむしゃぶりつくように向かっていく姿には本当に感動しました。
隣で応援していた友人も「鳥肌が立った」と、お互い涙目になっていました。
表彰式の前に先生が子ども達を集めました。最初の一言は、応援に来てくれた子どもへの「ありがとう」です。
そして、選手のがんばりを心から誉め、喜び、もっと練習してもっと強くなろうとよびかけました。
試合直後に子どものミスを叱り飛ばす、対戦相手を悪くいうような応援をする、そういう指導者がいることも試合をいくつか見てきてわかります。
勝つことにこだわりすぎて、子どもの成長への視点が見失われてはいないだろうかと首をかしげたくなることも。
学校、家庭だけではない大切な子どもの学びの場として、競技スポーツが発展してほしいと思います。
12月3日(土)
青年雇用の2回目の宣伝行動をしました。
先週に続いての宣伝は、綾瀬駅東口。クリスマスのデコレーションが、商店街をにぎやかにしています。
マイクを握った三好すみお区議、息子さんの過密労働の様子を紹介していました。「そんな働き方をしていたら体をこわす。もっと社員を増やすしかないのでは」と息子さんに話したそうです。「そんなことはとてもできない。会社がつぶれる」と息子さん。
一つの会社だけでは解決できない深刻さが浮き彫りになっています。
正社員をふやし人件費が多くかかれば、同業者との競争に負けてしまう――だから政治が動くときなのです!
宣伝の終わり頃、若い女性が足を止めながらビラを受け取っていました。そしてしばし、マイクで訴える私をみつめ、ビラを配っている人に声をかけて立ち去りました。
「なんて言っていたの?」と尋ねたら、「いいこと言っていますね」と声をかけてくれたとか。
今の青年の働き方を愁うすべての人たちとの連帯がどうしたらつくれるのか、世の中を動かす力をどうやってつくっていくか、行動しながら模索していこうと思います。
12月1日(木)
都議会開会日、都知事室に向けて声をあげました。
巨大なビル群の中でも異様な建物、東京都庁。都知事室は、眼下を見下ろすためにつくられたのかと思える大きな丸窓が目印です。
都議会開会日、様々な団体のみなさんといっしょに、この丸窓の下に集まりました。
私も「30人学級実現」「シルバーパスの負担を軽く」「子ども医療費無料化を中学生まで」などの署名を足立から届けました。
大企業の儲けがふえていることから、東京都も見込み以上の税収が6000億円になるそうです。
これを都民の生活に役立つに使えば、不況や就職難で苦しむ人が元気や勇気をもてるのでは、と思います。それこそ、自治体の「やりがい」ある仕事でしょう。
都民に喜ばれる仕事に専念していれば、巨額の赤字をかかえこむ事態にはならなかったのでは、豪華庁舎の見本のような都庁を見上げながら思いました。
国の政治も同じです。くらしを守ることに専念していれば、今の「財政破たん」と言われる事態にはならなかったはずです。
歴代自民党の政治がどれだけ日本を東京を食いつぶしてきたか、ビル風を受けながら、悔しさや怒りが込み上げてきました。