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2005年8月
8月29日(月)
いのちを守る、くらしを守る政治へ!
こんなに「ごまかし」の政治があるだろうかと、党首討論を聞いていても思います。
「郵便局の職員は国家公務員でなければならないのか」と繰り返す小泉首相、なぜ国家公務員ではいけないのか、と聞かれたらどう説明するのでしょう。
通信の秘密をまもる役割、現金の郵送も扱う職業、「公」の仕事であることは自明ではないのでしょうか。
税金を1円もつかっていない郵政事業、国家公務員という身分をはぎとることの利は国民にとってあるのでしょうか?
何年か前の選挙ならば、この不況をどうするのか、くらしの不安をどう解決するのか、イラク情勢やアジアでの反日感情の高まりなど外交をどうするのかが、正面から問われたのではなかったでしょうか。
いつから、国民のくらしとかけ離れた政治論争をするようになったのでしょうか。
私がめざすのは、庶民のくらしを守る政治です。いのちを守る政治です。
郵政民営化、黒字の郵政事業を赤字に転落させ、国民へのサービスを切り捨てることにしかならない、国民のくらしを支える行政サービスを切り捨てることが、「小さな政府」ならば、許すわけにはいきません。
国の財政が赤字だから、増税を我慢しろと、国民にあきらめ・絶望感を与える政治でいいのでしょうか。
庶民のくらし向きがよくならなければ、今の深刻な不況(ものが売れない、つくられない)から抜け出す道は閉ざされてしまいます。
庶民のくらしの苦しさに比して、大企業の経営者や大株主の収入の右肩上がりは異常です。大企業がもうけて、その利益がごく一部の人たちを潤しているだけ、この歪みをたださなければ。
- 消費税増税もサラリーマン増税もみとめません。大企業や大金持ちの減税を見直し、収入に応じた課税を求めます。
- 国民へのサービス切捨て、郵政民営化には反対します。
- 保育所への予算を抜本的に増やす、乳幼児医療費無料化を国の制度になど、本気の子育て支援を求めます。
- 「つかいすて」の働かせ方をただすため、大企業への指導をつよめる政治を求めます。
- 中小業者への融資の拡大、大企業と下請け会社の関係が少しでも公平なものになるよう行政指導をつよめます。
- 憲法9条をまもりぬき、戦争をなくす力として世界にひろげる日本外交を。
もとめる政治の姿はまだまだあります。根本にある「大企業がもうければいい」「アメリカのやることには物が言えない」、政治の歪みを正していく、その1歩を踏み出したいと決意を固め、全力でがんばります。
8月28日(日)
政見放送の収録も終わり、いよいよ本番へ!
NHKのスタジオでの収録。やっぱり緊張します。
控え室からメイク室へ。疲れがたまっている人ばかりですから、クマをかくしたりの技術が問われるのかな・・・などと思ってしまいました。
98年の参議院選挙でも経験しているのですが、その時は25人が登場するので、専門家のメイクもいたって簡単。ところが、今回は4人ですから、想像以上に念入りにやっていただきました。
1回目のテスト本番で「OK」。ほっとしました。
3分以内に収まるかが不安で、3番手の私は少し早口で話したのですが、結果は充分間に合う時間でした。
さあ、あとはカメラに向かってではなく、町のみなさんに向かっての訴えです。
政治を変えよう、庶民のくらしを守ろうと、訴えの輪がどんどん広げましょう!
8月27日(土)
千住の商店街であたたかい激励
午前中は千住の町を宣伝カーでまわって街頭からの訴え。
日光街道千住宿の歴史がある町、商店街が網の目のように広がっている町だなと、来るたびに思います。
小さな商店には「未来がない」かのような時代、商店主にも諦めがひろがっていくのを年々感じます。
訴えの中で、我が家のすぐそばの八百屋さんが店を閉じてしまったこと、6歳の娘が一人でおつかいにいくのを楽しみにしていた店だったことを話しました。
「地域のなかの子育て」と政府も言います。その地域をこわしているのはだれなのか、守ろうとしないのはなぜなのか。
「不良債権処理」だといって、もう小さな店には銀行からの融資はしないといわんばかりの政治が横行しました。
4年前の小泉ブーム、民主党も社民党も「不良債権処理は賛成だ」と、中小業者への融資打ち切りを後押ししました。一人、日本共産党が「やってはならないことだ」と主張していたことを鮮明に思い出します。
いま、中小業者にとっては「借りるならサラ金へ行け」といわんばかりの対応が銀行でも相次いでいます。その銀行はサラ金には融資するのですから、あまりにひどり歪みです。
街頭からの訴えを考えるほどに、庶民VS大企業の経営者、こんな構図さえみえてきます。
8月26日(金)
台風一過の事務所開き
台風が思いのほか早く通り過ぎて安心しました。何人かの命が奪われてしまったとのニュース、高波にさらわれた、など聞くと「ふせげなかったのか」と悔しい思いがします。
夕方、事務所のご近所に「お騒がせしますが」と声をかけて、7時、「事務所びらき」が始まりました。
道の向こう側にも大勢の人の列。一生懸命手を振ってくださる方、本当にうれしいです。
足立区在住の作家、早乙女勝元さんがマイクを握ってくださいました。
「語りかけるように」「母親としての心情がもっとこもるように」「笑いも大切」と、演説への具体的なアドバイスもいただき、うれしい限りです。
長野県の高校生だったとき、学校が1年に1度開く、文化講演に早乙女さんがお見えになったことがあります。「自立」ということについてお話をされたことを覚えています。
「笑いも大切」といわれ、リラックスして私も話をしました。昨日の公開討論の様子にもふれながら。
希望のある選挙です。希望をもって語っていきましょう!
早乙女さんからは、すばらしい凧の絵をいただきました。「日本共産党の議席が天まで届くほど伸びるように」との思いに、大きな拍手が事務所をつつみました。
8月25日(木)
いざ公開討論へ!
台風接近、雨が降ったりやんだり。「一昨年も公開討論の開始直前が大雨だったよな」と記憶がよぎります。
7時前、予定候補者3人(私のほかに、自民、民主)がそろいました。
国会でもそうですが、論戦が激しくとも、個人の会話はなごやかです。「子どもさんはいくつだっけ?」「共産党の議員さんは総じて人柄がいいよね」等々、人間としての会話は党派が違ってもあるのが当然。
でも討論では・・・。私が一番「人柄」が変わったかもしれません。政治家としては、批判すべきは正面から批判しなければ、政治のあるべき姿を求めることはできません。
政治信条、郵政、財政、年金(消費税)、イラク派兵、憲法、中国・韓国の反日問題。なかなか面白い討論になったのではと思います。
消費税増税すべきかで、3人そろって「×」を出したのには驚きました。
私の発言の番で「それなら、それぞれマニュフェストを書き換えるよう求めてもらわないと。選挙のときだけ反対で、国会が始まったら増税ということがないように」とまず、釘をさしてしまいました。
2時間の討論をおえて、外に出たら昼間より蒸し暑さを感じました。討論の熱気が体に残っていたのでしょうか。
「わかりやすかった」と笑顔で声をかけてくださった知人も。ほっとします。
この様子はケーブルテレビ足立(あだちコミュニティチャンネル)で、28日(日)夜9時30分から一挙放映。ぜひご覧ください。(放送終了)
8月24日(水)
政見放送のリハーサル
東京の比例予定候補者4人が、3分間をつかってアピール。日曜日のNHKでの収録前に、党の会議室で練習です。
短い出番ですが、原稿を見ないですらすらといえるかどうか。カメラもセットしたなかでの練習です。
いやなのは、出入りの歩く姿。スタッフから「少し猫背になってるよ」といわれてしまいました。子どもには「姿勢がよくないよ」と、よく声をかけるのに、わが身は普段は見えないものですから・・・。
ところで、比例の政見放送には手話がつかないということを最近知りました。障害者団体からのアンケートに書いてあったのです。党独自につくる小選挙区の政見放送は、自由に作ってよいことになっているので、各党が手話や字幕をつけています。公職選挙法に定められたやり方で撮影される比例では、法に定められていないから手話がつかない----これは、すぐに解決しなければならない問題です。
当事者が声をあげていくことの大切さが、またひとつ実感できました。
8月23日(火)
新宿駅西口で2度目の訴え
昼間は休息で子どもと過ごし、4時半に家を出るときには、「いっしょに行く」と娘にぽろぽろ涙をこぼされました。そして午後6時、宣伝カーにのぼりました。
雨が心配でした。傘をさしながら演説を聞いているみなさんの姿、駅前にどんどんあふれていく人の波、本当に励まされました。
宣伝カーの上から、知った顔も見分けられました。
3分でどんな訴えが・・・と心配でしたが、「母親候補者」としての思いを訴えました。
「待機児童ゼロ」といいながら、認可保育所を希望して入れなくとも、保育ママさんや無認可保育所に入っていれば「待機児童」としてカウントしない、このごまかしから「ゼロ作戦」は始まりました。
ごまかしは許せないと追及した日本共産党。同時に、「無認可保育所が少しでも保育環境を前進できるよう補助金を」と求ました。
政府の答えは、「国が認める保育所ではないから補助金は出せない」
子ども達がのびのびと過ごせるように、健やかに育つように、この親の気持ちも保育士さんの気持ちもふみにじる冷たい政治。
時間がなくて民主党のことを言えませんでした。いまの幼稚園に保育所としての機能をもたせればよいという、これもまた小手先の施策ではないでしょうか。
なぜ保育所をふやす、保育所を広くすることができないのでしょう。
志位委員長の熱い訴えも宣伝カーの上から聞くことになりましたが、「今度こそ負けられない」という思いがふつふつ沸き立ってきました。
公示まで1週間です。
8月17日(水)
視覚障害者のみなさんの集まりであいさつ。
夜、視覚障害者のみなさんでつくる日本共産党後援会の集まりに参加しました。
できたばかりの名刺を持っていったのですが、点字名刺を準備する時間がありませんでした。「すみません」といいながら、声をかけ手渡しました。
集まりの最初に、「それでは、誰がきているのかがわかりませんから、まず自己紹介を」と司会の方。
当たり前のことなのに、言われて「あ、そうか」と思います。声を聞かなければ、誰が来ているのかわからない、視覚障害者のみなさんの生活のほんの一端を知ることができました。
郵政民営化法案をめぐっての解散でしたが、じつは2002年の郵政公社化法案が国会で審議された時、視覚障害者のみなさんが国会におしかけました。
公社化するにあたって、点字郵便の無料を法律の文章からとってしまう、3種・4種郵便の低料金の規定もなくなる、「点字郵便無料化、3種4種郵便を守れ」の運動でした。
私たちが受け取る紙1枚の情報は、点字にすれば紙の束になります。郵便物にすれば当然多額の郵便料金が必要になります。
真夏の太陽が照りつける中、座り込んでの抗議も続きました。日本共産党の繰り返しての追及に、「制度を守る」と当時の総務大臣も約束。法律は変えられたが、制度は維持しています。
公社でも経営上の判断ができるようにと、「無料」の定義をなくした、完全民営化したらどうなるのでしょう。
NTTが経営の効率化を理由に、電話番号案内を有料化したときも、電話帳を見ることができない視覚障害者のみなさんが一番「痛み」をうけました。同じことを繰り返してはならない、そんな決意をこめて、あいさつをしました。
8月16日(火)
ちょっと一休みの一日。
休息もとらないと、投票日までもちません。一日休み!というわけで、子どもは大喜びでした。
いっしょに遊んでいた昼前、ぐらっときました。地震!と身構えました。大きな地震がこんなに頻繁におこるとは。行政も家庭も、万全の備えが必要な時なのでしょう。
先日、地震対策について渡辺やすのぶ都議と話をしました。
綾瀬川の堤防は、すぐに補強工事が必要なことは明らかです。堤防が2度にわたるつぎはぎで、一番最初につくられた堤防はすでに地面の下に沈んでいるとのこと。
「順次すすめる」と行政側が説明しているそうですが、悠長なことを言っていられないという住民のみなさんの声は当然です。
昼、ニュースでは天井が落ちたという仙台市の総合体育館の中継。
真新しい建物が地震対策を怠っているとしたら、許せないことです。
8月15日(月)
終戦60年、竹ノ塚駅から訴えました。
朝から宣伝カーに乗って、町の辻々で訴えました。そして午後1時から竹ノ塚駅での街頭演説。日陰のない駅ロータリーにも「待ってました」と手をふってくれるみなさん。
がんばろう!という思いが体にみなぎります。
靖国神社がこんなに注目された8月15日。昨晩は、NHKの特集番組もありました。
この間、不破議長が講演や文書で、靖国神社とは何かを明らかにしてきましたが、その内容を映像をともなって確認できました。
家族が軍人として召集され帰らぬ人となった、遺族が生活に困ったのはその通りでしょう。その戦後補償の対象となった人が、靖国神社の「英霊」として「顕彰」される、国(厚生省)が「英霊」を指定したのです。
国が誤った戦争で、国民に「殺してしまった」、その補償ならまだわかります。「国のために殉じた」とは何事でしょう。
沖縄の「集団自決」で、戦後補償の請求に対し、「軍に協力的であったかどうか」が判断の材料とされるとは!
国が誤った戦争をしたという立場をとらないから、軍人への(あるいは軍に協力しての犠牲者への)補償はしても、一般市民の犠牲者には謝罪もしない、他国の犠牲者への補償はしない----この国の政治のゆがみをたださなければ。
8月14日(日)
「郵便貯金は500万円まで」ですって? 民主党の主張に驚きました。
朝7時から、東和商店街の朝市。各党入り乱れてのあいさつでしたが、にこやかな応援をたくさんもらいました。
我が家の「箸」だいぶ古くなってきたので、夫にはこれ、私はこれ、息子は・・・と、また買い物も楽しみました。
久しぶりの朝市宣伝になったので、「あれ、ここお店は出ないの?」という場所にも。商店街がんばれ!
朝市から帰り一休み。義母のお墓がある関西に出かける夫と子ども達を送り出し、テレビ討論を携帯ラジオで聞きながら出勤。
民主党・岡田代表が「郵政民営化は必要」「郵貯は500万円を限度とする」と主張するのに驚きました。国民の財産を勝手に制限して、郵貯から引き出せという、こんな乱暴がやり方があるでしょうか。
自民党も民主党も、「郵貯・簡保を資金にして国債をたくさん買うのがけしからん」という----国債を発行しつづけたり、くらしに役立たない無駄な開発事業をすすめる政治を変えるべきなのに。
「そこにお金があったから、盗みました」と言い訳する泥棒を思い描いてしまいます。
解散後初めての日曜日、与野党が討論する番組があるのが当然と思ったら、自民党が逃げしまって与野党討論はたなあげ。解散をしかけておいて、議論を逃げるとは。
午前・午後と宣伝カーにのり、お盆の静かな町を回りましたが、マイクから訴えれば、がんばって聞きに着てくださる方々がいます。暑い中、本当にありがとうございます。
8月13日(土)
青井・兵和通り商店街の夕市へ。
久しぶりの夕市です。できたての田村リーフをもって、地域の党と後援会のみなさんといっしょに出発!
他党の候補者も勢ぞろいして、選挙本番の様相です。向こうは解散までは国会議員、でも気持ちで負けていられません。
買い物客やお店の人にあいさつをしながら、リーフをわたし、握手!
「今度はがんばってよ!」「これ(リーフの写真をみて)、あんたかい」「暑いから体に気をつけて」などなど、たくさんの激励をいただきました。
夏の市はいいですね。カキ氷がおいしそう、ビールのジョッキも出て、お祭り好きの私は気持ちが浮き立ちます。
あいさつしながらも、買いたいものはしっかりチェック! 一往復はあいさつタイム。もう一往復はたすきもはずして買い物タイム。
商店街は専門店の集まりなので、いろいろお話しながら買い物するのがいいですね。「冷たい緑茶の入れ方」も教わり、さっそく夜にためしてみました。うなぎも店でさいて焼いているとのこと、娘の大好物なのでと財布のひもがゆるみます。
そろそろ終わりという頃に、娘から電話が。「いまどこ?」「いっぱいお店やさんが出ているところ」「あ、お祭りか」
区内の朝夕市、子どもと一緒に来てみたいな。
8月12日(金)
日本共産党の総選挙政策発表!
「マニュフェスト」(政権公約)などという言葉が出てきたのは、一昨年の総選挙から。どの党が政権をとるかを競う選挙になって、選挙で問われる政策が逆にわかりにくくされたのではないかと思います。
例えば、一昨年の民主党のマニュフェストに、所得税増税(配偶者控除、扶養控除などの廃止)が書き込まれていたことを、どれだけの有権者が知っているでしょか?
これは、「サラリーマン大増税計画」を政府税制調査会より早く掲げていたことになります。
いま政治の大問題をどうするのかが争点とならなければ、有権者は膨大な長さのマニュフェストを読み比べることになります。そんなことはとうてい無理、単に「どちらが政権につくか」という競い合いになる・・・これでいいのでしょうか。
本日の「しんぶん赤旗」にのった日本共産党の訴えと重点政策、声に出してよめば、そのまま街頭からの訴えにできそうです。ぜひみなさんもお読みください。疑問、意見などありましたらお寄せください。
私も本格的に街頭からの訴えを始めました。暑さには強い方ですから、元気いっぱい訴えてまわります!街頭でお会いした時には、どうぞ声をかけてくださいね。
8月11日(木)
「私もサラリーマン増税には怒っています」と、ある記者さん。
各新聞社は、選挙前に候補者の顔写真や経歴書をそろえるのにおおわらわになるようです。小選挙区になって候補者数もふえて、大変なことでしょう。
今日はその1社の方が、「候補者の話も少し聞かせてほしい」と取材にきました。
何を一番訴えたいか、「増税反対」「憲法9条まもれ」は抜くわけにはいかない訴えです。
足立区は就学援助を受けている家庭が、小中学校の全世帯の4割を超えています。それだけ経済的に大変な家庭が多いということです。こんな世帯に増税をおしつけるわけにはいかないのだと話したら、驚いたようにメモをしていました。
子育てに本気お金をつかっていない、今の政治のことも話したら、「じつは私の家庭も、妻が働かないと家計は厳しいのに、保育所がいっぱいで入れない」と記者さん。「それなのに配偶者控除をなくして増税なんて」と私。「そうなんです。記者という立場を離れれば、私も怒っています」
そうだそうだ、みんなでもっと怒ろうよ! と思いながらの取材でした。
8月10日(水)
リーフにはがき、政見放送、急ピッチで選挙準備。
いつ選挙があっても受けて立つ、と解散前から、私のリーフの相談はしていました。でも、いざ解散となると、やはり作業の仕方がちがいます。
自分の思いが有権者にとどくよう、私も、原稿を書き、意見をもらい手直しし・・・時間が足りない毎日です。
比例の重複立候補を予定することとなり、政見放送の準備も。東京の予定候補者4人のチームワークが問われます。
98年の参議院選挙で政見放送収録も体験しました。25人が一言ずつ話す方式で(やり方は決められているのです)、収録のチャンスは1回(失敗したら2回目の収録ができますが、その場合、2回目に撮ったものがいやおうなしに放映されます)。さすがに緊張しました。
また、あの緊張がよみがえるのでしょうか・・・。
そして、今日は、夫が小諸から子ども達を連れて帰宅の予定。(昨日、長崎から帰ってすぐに小諸に向かってくれたのです。)
朝電話をしたら、娘が「昨日はおじいちゃんと釣りに行ったよ」と教えてくれました。釣堀で、息子は虹ますを2尾つったとか。娘はというと・・・「おじいちゃんに釣られちゃった」と電話の向こうで楽しそうな笑い声、釣り針が服にひっかかったのだそうです。
8月9日(火)
長崎の叫びが響きます。
「最後の被爆地に」との願いの深みを受け止めたい。これまで、核兵器の使用が計画されながら実行させなかったのは、被爆者の方々の叫びがあったからこそだと思います。
夫は長崎の原水爆禁止世界大会に参加。
子どもは小諸に残してきたので、近所から留守だと思われるだろうなという静けさ。
いつもは子ども向け番組が中心のテレビも、ニュース番組にチャンネルをあわせることができます。ニュースはすでに「自民政権か民主政権か」の報道。小泉首相の歴史をふりかえるなんてものまで。
郵政法案がなんだったのか、小泉改革で何がどう変わったのか、まともに検証しようという姿勢はどこにあるのでしょうか。
原爆の問題でも、被爆60年を経過してなお、「被爆認定」をめぐって裁判さえたたかわれている、この国の政治を問いかけてほしい。マスコミをも動かす決意で、私もがんばらなければと思います。
8月8日(月)
国会解散、さっそく新宿駅西口でマイクをにぎりました。
朝から郵政法案がどうなるのか、国会解散となるのか、テレビもその1色でした
法案の問題点を与党の中からも指摘されているのに、問題を認めず、「否決なら解散だ。いやなら賛成しろ」というのは、どこにも道理がありません。
国会の役割を否定するものです。
午後6時半過ぎ、新宿駅西口に到着すると、いまかいまかと街頭演説を待つ人の帯ができていました。
衆議院での解散が予測より遅くなったため、志位委員長の到着も遅くなる、その分長く話していいとのこと。力が入りました。
日本共産党が大きくなってこそ政治が変わる----正面から訴えました。
夏休み返上の選挙戦、熱いたたかいにしていきましょう!
8月7日(日)
国会の様相を気にしながら、子どもといっしょに長野へ
解散ならとんぼ帰りを決意して、予定した私の故郷、小諸市へ向かいました。
やっと親と一緒の夏休みになることを楽しみにしていた息子は、「選挙になるな!」とニュースを見るたびに口にしていました。
一日だけの夏休みになってしまうのかなと思うと、小泉首相の「やりたい放題」に怒りがわいてきます。
私だけでなく、たくさんの人たちがそういう思いになっているでしょう。選挙となれば、その準備のための作業は膨大です。それは政党の関係者だけではないでしょう。
でも今日はわりきって、山の温泉に行き、オニヤンマをみつけてはしゃぎ、きのこ料理に舌鼓をうち、気になっていた庭の草取りをして過ごしました。
「お母さんが先に帰っても、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に楽しんでね」という私の言葉に、「選挙って何? いっぱいお仕事ってこと?」と娘。つらい一言です。
こんな政治は許せない!----この思いも選挙でぶつけましょう!
8月6日(土)
広島の60周年と剣道紅白戦
子どもの剣道の夏の企画「紅白戦」、本当は、一日休んでお手伝いしたり、子どもの試合を応援したりの予定でした。でもこの政局。
朝だけ参加して、仕事に向かいました。
開会のあいさつで高齢の先生(師範)が「平和っていうのはいちばん大切なことだ」と、広島の記念式典にふれてお話をされました。
戦争経験者、戦地も経験したかもしれない年齢だと思います。子どもたちに伝えなければという思いが、私にも伝わりました。
「原爆の投下は国際法違反だ」ともいえない日本政府。アジアの人たちを犠牲にした侵略戦争であることと、日本国民(一般市民)の命をうばった残虐な戦闘へのあいまいな態度、根っこは同じなのではないかと思います。戦争をやってはならない、武力行使は許されない、まして一般市民の虐殺はどのような理由があろうと許されない、日本の政治をこの立場に立たせたいと切実に思います。