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2005年5月
5月24日(火)
渡辺やすのぶ都議事務所ひらき
開始1時間前からポツポツ降っていた雨が、スコールのような大雨になってしまいました。
それでも、事務所の道をふくめて150人が集まりました。冷たい雨に打たれながら、お話を聞いてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
私は司会、雨でいやだなという気持ちを吹き飛ばそうと、「突然の雨になってしまいましたが、私達日本共産党、雨にも、風にも、どんな悪い政治にも負けない、その思いで事務所開きをすすめてまいります」と、一言を加えて始めました。
応援にかけつけてくださった方を代表して、マイクをにぎってくれた一人が、30歳の青年。私も初対面の男性でした。
官庁が発注し、富士通が元受となったコンピューター関係の仕事をしたが、富士通が実費はもとより、約束した金額の半分も払わない----30歳で「代表取締役」という立場のこの方は、下請けの労働者に賃金を払うことができず困り果てていたそうです。
渡辺やすのぶ都議が、富士通との交渉を支援。富士通はしぶしぶ支払いを始めた、話を聞いていたみんなが、大企業にもきっちり物を言う、日本共産党の立場が実感をもってつかめたと思います。
選挙にあたって新しい支援の輪が広がることは、本当にうれしいものです。あまりにひどい政治に腹を立てている人、つらい思いをしている人、そのなかにもっと輪を広げていきたいですね。
5月21日(土)
女性60人が渡辺やすのぶさんと。
竹ノ塚のイトーヨーカ堂前に宣伝カーで到着したら、沿道に人だかり。バスを待つ人かな?などと思ったのは大きな間違いでした。
足立の日本共産党女性後援会が都議選にむけた宣伝のために集まっていたのです。
そこから竹ノ塚駅東口まで、「何事?」とみんなが驚くような行列ができました。その数60人。
先頭の渡辺やすのぶ都議を応援し、チラシやリーフを配りながら歩きます。
いま、私達は、都議会議員の海外視察(実態は税金をつかった観光旅行)の問題を告発しているのですが、このビラは、大変よく受け取ってもらえます。
私も、「税金使って、都議会議員が海外旅行しているんですよ。ここに詳しいことが書いてありますから」と、ビラを少し広げて話し掛けながら渡すと、ほぼ全員が受け取ってくれました。
竹ノ塚駅では、7人の女性たちが次々にマイクを握って訴えました。
無認可保育園に子どもを預けているWさん、保育料が大変で、認可保育園への入園を申請しても入れない、保育所をもっと増やしてと訴えていました。
私も、月7万円をこえる保育料を払って0歳の子ども預けた経験があります。なんとかもっと安くならないものか、でも保育園の保母さんの給料はとても低いと聞いているし・・・、区や都の予算で支えてほしいと思いつづけてきました。
旅行会社を経営するNさん、日本の都議の海外視察がどれだけ浪費旅行か、意味をなさないか、実際にプランに関わった同業者の声も紹介しながら告発。
本当に許せないことです。
私も宣伝カーに乗って司会を務めましたが、手をふって応援してくださる人、わざわざ宣伝カーによって声をかけてくれる人、激励をうけてますます元気が出てきました。
5月19日(木)
区議会傍聴に70人、汚職事件の全容解明を
朝、大慌てで区議会事務局にむかいましたが、すでに傍聴券は手に入りませんでした。
日本共産党区議団の部屋で、音だけはきこえるというので、委員会室に入れなかった数十人の人たちと「傍聴」しました。
区民環境委員会、区民保養所を舞台としたあっせん収賄事件なので、保養所について審議するこの委員会で扱うことになったそうです。
けれど、答弁に立つ区の役人は、当然ながら事件当時(03年度)にその部署にいなかった人ばかり。
これでは、真相解明にはほど遠いと、実感しました。
区民保養所の食事を担当していた業者に、「食事がまずい」と区議会でクレームをつけたのは公明党の逮捕された区議とは別の区議。
議会でとりあげられたこともあり、区も調査し、改善要求。改善されたことが、実際にも確認されています。ところが急遽、契約終了、別の業者に以降された、誰が見ても不自然です。
業者も元区議も、あっせん収賄の罪を認めています。
業者が落札価格にもっとも近い金額を示した、その情報は区議だけでは入手できない、これも誰もが分かること。
ところが、伊藤和彦区議がこのことをただしても、区の総務部長は「職員はだれも逮捕されていない」と開き直る始末。
全容解明を自らする姿勢はまったくありませんでした。
伊藤区議の追及に触発されたのか、つづいて質問にたった民主党の区議は、「100条委員会が必要」という発言から質問を始めました。
国会で言えば、証人喚問にあたるといえるでしょうか、調査権をもち、委員会での発言がウソであれば「偽証罪」に問うこともできる、強力な委員会です。
このままの幕引きは許さない、区民の良識も問われている時です。
5月10日(火)
障害者自立支援法案について私も要請しました。
法案をつくった張本人、厚生労働省の担当官を前に、東京の日本共産党の地方議員などが集まり要請行動。
足立から参加した、ぬかが和子区議も発言。
「作業所に通って、月数千円の工賃を受け取ってきた障害者が、今度は月数万円の利用料を払うことになる。これでは、障害者は自宅にとじこもってしまうのではないのか」と、障害者の母親の思いをそのまま伝えて厳しく姿勢をただしました。
どの議員、候補者も、実態を知っているから、机上でつくったとしかいえない法案に怒りを思い切りぶつけるしかないのです。
私もどうしても言いたくて手をあげました。
「私の子どもは口唇裂で、育成医療の対象です。・・・(4月23日の「出来事」に書いたようなことを言いました)
口唇裂は遺伝性ということも言われているため、成長してから悩みをかかえる人が少なくないことを、ホームページを検索して知りました。大人になり、子どもをもちたいと思ったとき、口唇裂の子どもが生まれるかもしれないという不安とともに、そうなったら経済的な負担もかかえるという不安まで担わせるのですか」
発言しているうちに、声が震えるような怒りを覚えました。この間、育成医療に関係する人が運営するホームページをいくつか検索しました。
そして育成医療をなくそうとしていることを知らせるメールも送りました。「知らなかった」というコメントがつきます。それなのに今年の10月から公費負担が極端に縮小され、「応能負担」が崩され、1割負担、場合によって3割負担ということになりかねないのです。高額医療で、上限額を超えた分は後から返金されるとしても、いったんは、大変な医療費を支払わなければならないのです。
このまま法案を通すわけには絶対にいきません。
5月8日(日)
子どもまつりに行ってきました。
子ども2人を連れて、と思っていたら、息子は「剣道の稽古に行く」ことに。娘を連れて行ってきました。
元淵江公園につくと、広場にはあっちにもこっちにも、遊びに興ずる子ども、親子の姿。
「竹馬だ!」と娘。最近、綾瀬駅近くの交通公園で、竹製はない「たけうま」を発見し練習を始めたところだったのです。竹と木でできた本物の「竹馬」は、私も乗ってみたいと遊び心がくすぐられました。
順番で待つこと10分ほど、一人ではまだ無理なので、支えながら歩いていきます。もっとやりたい気持ちと、順番待ちの人が気になる気持ち、1周して「もういい」と次の人にゆずりました。
弓矢もつくり、私の知り合いの方々から、折り紙やらバッヂやらをもらい、娘はご機嫌で会場をあとにしました。
この子どもまつり、教職員組合や保育士さん、様々な団体が実行委員会をつくって毎年開いています。子どもをみんなで育てていこうという気持ちがあつまってこそ成り立つ「まつり」、こういう運動が多くの地域に根付き、広がり、発展していくといいですね。
5月6日(金)
お年よりの負担増、四苦八苦の試算の結果は。
都議選にむけたビラを作るため、都営住宅に住んでいるYさんから、年金支給や国保・介護保険、都住家賃等々の資料を借りて試算をしました。
といっても、一人で試算するのは無理。渡辺やすのぶ都議やぬかが和子区議を通して、行政に問い合わせしながらの試算です。
結果は、まさに驚きの負担増。高齢者非課税限度額の引き下げで、年金額は下がっているのに住民税が課税される、すると介護保険料は急上昇。
あまりの負担増に、しばし言葉を失い、現実にこうなったらと考えたら背筋が冷たくなりました。
年金月16万4000円 所得税が今年から課税(年間2万7090円)。住民税は3年後から(年間1万9000円)。そうすると、国保料は3万200円→7万1620円。介護保険料2万8800円→4万8000円。都営住宅家賃は月1万4050円→2万2480円。シルバーパスは1000円→2万0510円。
今年1月と3年後では、年間にして22万7000円の負担増。1ヶ月半の年金が消えてしまう・・・。
これは絶対に実行させてはいけない、数字の奥にある生活を政府の役人、政治家達に分からせなければなりません。
5月1日(日)
メーデーに一家4人で参加しました。
娘と私は「9条バッヂ」を胸に。「ピクニックじゃないの?」という抗議の声もありましたが、子ども達もデモ行進までがんばりました。
スピーカーのすぐ前の席で、大音響に心臓がバクバクの娘。「たたかう」という言葉が飛び交うだけに、「何が出て来るの?」「怖いものは出て来ない?」とビクビク。
デモ行進のコール「賃金引き上げで景気回復をはかれ〜!」に、「どういう意味?」と息子。「お給料がふえれば、お小遣いもふえて、子どもも物が買えるようになるぞ、ってことかな」と私。こんな調子で、コール解説をしてみるとなかなか勉強になりますね。