コラム
【06.03.23】外環道路建設反対の地元へ
杉並の小倉区議に声をかけていただき、外環道路建設が急浮上した善福寺周辺の地域へ視察に行きました。
外環道路建設は約40年前の計画。これまで様々な問題から工事執行は見送られてきました。
さくら町会の名前の通り、桜並木の路地が続く住宅街、家々には「外環道路反対」のステッカーやのぼりがあります。
地下を通すというが、地盤沈下や川・池の水は大丈夫なのか、インターチェンジができれば学校や幼稚園の子どもへの影響は?
インターに向かう車で環境悪化になるのでは・・・
地元のみなさんの心配はどれも納得のいくものです。
圏央道トンネル掘削現場でみた水枯れ、北区の首都高建設に伴う工事での地盤沈下、大規模道路建設で起きている被害の解決もままならないのに、「大丈夫」「環境に配慮する」「悪化があれば見直す」とはどういうことなのかと、話を聞くほどに怒りがわきます。
「絶対にがんばってくださいよ。私たちは絶対に認めない」という住民の方の声が重く響きます。
視察後、三鷹市をまわっての街頭宣伝。ここも外環道路の計画地域です。
お金がないからとくらしの予算を削っておきながら、数兆円規模の道路を急いでつくる必要があるのでしょうか。
政治を変える思いを、身近な問題からどんどん広げていきましょう。