コラム
【06.02.01】逮捕者続出の政治、それでも「天下り」は温存
防衛施設庁の汚職事件、官僚の天下りの見返りとして情報を流す、なんという腐りきった政治でしょう。
多額の退職金をもらって官僚をやめる、天下りを繰り返して給料と退職金をもらう、いったい何のために働き生きているのかとさえ言いたくなります。
こういう問題が長年にわたって指摘されながら、事実上、野放しでなにが「改革」なのでしょう。
小泉首相の言う「改革」の底の浅さ、ごまかしが、この種の事件の続発からみえてくるのではないでしょうか。
日本共産党の井上哲士議員が防衛庁長官に“同じ過ちが繰り返されて遺憾だなどと、他人事のように言ってもらっては困る"と釘をさしましたが、本当に国民こそ怒っているのです。
「特権」を温存し続ける自民党政治をおおもとから変えなければと、国会中継を聞きながら思いがふつふつとわいてきます。