全国都道府県委員長会議では、討論で31人が発言しました。
田村智子委員長が討論のまとめにたち、発言と中央委員会に寄せられた感想の特徴として、「新しい政治プロセス」が始まったもとでの党の基本姿勢や任務を明らかにした報告の第1章が、〝選挙の結果のショックからワクワクへと気持ちが変わった〟など、積極的攻勢的に受け止められているとのべました。
また、常任幹部会の「中間的な総括」についても、「モヤモヤが晴れた」「党内でも共有できると思う」などの感想が多数よせられたことを紹介。なかでも政策論戦について「党ならではの豊かな発信方法をつくりだす改革」に挑戦するという報告に大きな共感が寄せられ、「一緒にやりたい」と主体的に受け止める感想が多数よせられていると述べ、そのうえで、「政策を届けられなかった根本には自力不足がある。ここから目を背けずに、現状打開にただちに取り組みましょう」とよびかけました。
田村氏は、選挙総括や全面的な方針提起は4中総で行うが、なぜこのタイミングで会議を開いたかについて強調したいとして、「一刻の猶予もなく、広い有権者に打って出て、党づくりを開始する。目標をすえて、やり抜く実践に足を踏み出すためです。選挙活動と一体の党づくりについて、空白をつくらないための会議です」と述べ、「報告を徹底しながらただちに国民のなかに打って出よう」とよびかけました。
会議を開いた意義を各都道府県委員会で深め、今月1000人の入党者、「赤旗」読者拡大で4月の2中総時点の読者数を回復・突破という目標の具体化をただちに行い、全力をつくそうと訴えました。
2024年11月16日(土) しんぶん赤旗
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