活動報告

活動報告
人を大切にした働き方実現へ/最後までの頑張りが勝負決める/田村委員長呼びかけ/新潟、群馬・高崎

 総選挙(27日投開票)での日本共産党の勝利をめざし、志位和夫議長、田村智子委員長、小池晃書記局長ら党幹部と衆院選比例候補、同小選挙区候補は17日、全国各地で、「比例は日本共産党を広げに広げてください」と有権者によびかけました。志位、田村両氏は、「今日、一連のメディアで予測記事が出ていますが、選挙は始まったばかり。半数の人が『まだ決めていない』し、いま決めているという人も、これからのたたかいいかんで変わります」「今日から政見放送も始まります。選挙は最後の最後までがんばったものが勝利をつかめます」と語り、最終日までの奮闘をよびかけました。

 田村委員長は、新潟市内、群馬県高崎市内で街頭に立ち、比例北陸信越ブロックの藤野やすふみ候補(元職)、比例北関東ブロックの梅村さえこ候補(元職)、小選挙区候補とともに支持を呼びかけました。

 新潟駅前で田村氏は、「原発ゼロを訴える藤野候補が国会に必要。なんとしても北陸信越ブロックの議席奪還を」と訴え、高崎駅前では、塩川鉄也同北関東比例候補が持つ現有議席の絶対確保とともに、梅村氏の議席奪還の必要性を強調しました。それぞれの駅頭には聴衆の輪が広がりました。

 演説で田村氏は、日本共産党の議席を伸ばすことが、裏金と金権腐敗政治の一掃、人間らしい豊かな暮らし、戦争の心配のない平和への希望を切り開く道だと力説しました。

 田村氏は、賃上げと一体で「1日7時間、週35時間労働制」を「日本共産党は目指している」と紹介。自身の経験をもとに家事・育児とのダブルワークの過酷さを語るとともに、「自分の時間がほしい。これは切実な要求です。そのためには、ただちに残業規制の抜け道をふさがなければならない」と力を込めました。

 さらに「1日8時間労働制でいいのかが問われている」と指摘。1日8時間労働制が日本で法制化されたのは「77年前のことだ」として、生産力や生産効率が向上しているにもかかわらず、いまだに長時間労働がまん延し、「ただ働き、食べて、寝るだけの毎日」の日本社会を「本当に豊かな社会といえるのか」と痛烈に批判しました。

 最後に田村氏は、十分な収入と時間があってこそ「やりたいこと、学びたいことに挑戦できる」と訴え。過労死や理不尽なリストラ、非正規雇用の人々を使い捨てる労働のあり方を変え、「人間犠牲の働かせ方と徹底的にたたかってきたのが日本共産党です」「本当に人を大切にした働き方を実現するために、日本共産党とともに希望の道を切り開こう」と呼びかけました。


2024年10月18日(金) しんぶん赤旗

 

 

 


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