日本共産党の田村智子委員長は18日、党本部でアントワン・エブラー駐日ベルギー大使の訪問を受け、会談しました。ジェンダー平等のための取り組みを熱心に行っている国の大使として、日本共産党初の女性の委員長に会いたいとのエブラー大使の要請に応えて行われたものです。
大使は、政治の意思決定過程に女性が参加することが大事だとして、田村氏の党委員長の就任に祝意を表し、両氏は、日本の政界の現状やベルギー政府の取り組みなどについて意見交換しました。田村氏は、賃金格差や家父長制に根差した古い価値観など日本社会の遅れた実態を紹介し、女性の国会議員を増やし、ジェンダー平等を国政の中心問題に据えることの意義や日本共産党の取り組みなどについて説明しました。
エブラー大使は、ベルギーがクオータ制をとっており、国会議員の44%が女性であり、5割にすることを目指していると説明しました。
このほか、世界と地域の平和構築の課題や核兵器禁止条約などについても意見交換しました。田村氏は、日本共産党の東アジアの平和構築のための外交提言の英文パンフを大使に手渡し、政策の中心点を紹介しました。エブラー大使は、ベルギー政府の立場について説明しました。
2024年7月19日(金) しんぶん赤旗
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