全国建設労働者日本共産党後援会は16日、東京都内で役員交流集会を開き、来たる総選挙で共産党を躍進させ、行き詰まる自民党政治を終わらせようと訴えました。田村智子委員長が参加し、「大きな後援会と党をつくって総選挙に勝利しよう」と呼びかけました。
後援会を代表してあいさつした平山幸雄さん(京建労委員長)は、インボイスや物価高で苦しい思いをしている仲間がたくさんいる一方で自民党は裏金問題の反省や説明もなく幕引きを図ろうとしていると批判し、次の選挙を勝ち抜く総決起を呼びかけました。
田村氏は、建設労働者の賃上げや担い手確保に向けた運動を激励し、「草の根で大きな力をもち、要求でも先頭に立ってたたかっているみなさんに心から連帯します」と強調。「一緒にたたかってこそ政治は変わります。たたかいの歴史を持つ日本共産党の仲間を増やすことが、労働者が幸せになる社会を実現するためにどうしても必要だという訴えを広げてほしい」と呼びかけました。
各後援会の代表が取り組みを報告。「若い世代を集めた学習会やフィールドワークを行っている」(埼玉)、「バーベキューなど硬さを抜いた緩やかな後援会の取り組みを広げ、もっと共産党を知ってもらおうと努力している」(東京)、「裏金問題の怒りが渦巻いている。市民と野党の共闘の展望を示していきたい」(熊本)、「党の経済政策を語る集いを計画している。党が労働組合の運動を進める土台になると位置づけて取り組みを進めている」(千葉)などと話しました。
2024年5月18日(土) しんぶん赤旗
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