日本共産党の田村智子委員長は16日、国会内で記者会見し、同日告示された衆院3補欠選挙は、自民党の裏金事件や経済無策をめぐり国民の怒りが沸騰する下での選挙戦になるとして「必ず勝ちにいき、岸田政権に対し厳しい審判を下す選挙にしていく決意だ」と表明しました。
田村氏は、岸田政権が裏金事件の事実解明もせず、理由も成り立たない処分で幕引きを図ろうとしていると批判。物価高騰の下での自民党政治の経済無策にも国民の怒りが広がっているとして「消費税の減税や、中小企業、非正規ワーカーなどの賃上げを政治の責任でどうするのか。社会保障や教育費負担が重くなる下で、軍事費だけ予算を増やしていく政治でいいのかも問われる選挙になってくる」と述べました。
日本共産党として、東京15区で酒井なつみ候補(立民公認)を支援し、島根1区で亀井亜紀子候補を、長崎3区で山田勝彦候補(いずれも立民公認)をそれぞれ自主支援するとして「3人ともの勝利を目指して全力で奮闘する」と表明。「解散・総選挙に追い込んでいく大きなうねりをつくり出すために、全国各地で自民党政治を終わらせる大攻勢をかける選挙戦にしていく決意だ」と強調しました。
2024年4月17日(水) しんぶん赤旗
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