活動報告

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沖縄・うるま/訓練場「撤回」は当然/田村委員長が会見

 日本共産党の田村智子委員長は11日、国会内で記者会見し、防衛省が沖縄県うるま市に陸上自衛隊訓練場を新設する計画を断念する方針を固めたとの報道について問われ、「防衛省が土地取得も含めて白紙撤回をするのは当然のことであり、沖縄の闘いの勝利だ」と述べました。

 田村氏は、同訓練場の建設予定地はうるま市のゴルフ場跡地で、住宅街や青少年施設に隣接する場所だと指摘。歴史的には米軍機が墜落して多くの犠牲を出した地域でもあるとして、「沖縄の中で地域ぐるみ、島ぐるみ、保守も革新もこぞって白紙撤回を求める大闘争となった」と強調しました。

 田村氏は同訓練場新設の動きについて、自衛隊基地の強じん化や部隊の格上げなど「戦争する国家づくり」と一体のものだと指摘。「沖縄を『戦争する国家づくり』の最前線基地にする流れを本気で止めなければ、同じような動きがまた起こりかねない」と強調しました。

 田村氏は「オール沖縄」が名護市辺野古の米軍新基地建設反対で闘っていることに連帯を表明し、「引き続き立場の違いを超えた共同を広げていきたい」と述べました。


2024年4月12日(金) しんぶん赤旗

 

 


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